にっしん市民まつりでの学生の取り組み
令和7年11月16日(日)、日進市役所を中心に「第26回にっしん市民まつり」が開催されました。このイベントは、市民参加型の祭典であり、商工や農業、文化、芸能、スポーツ、読書など、地域の多彩な魅力を味わう機会として毎年多くの人々が訪れます。本年度は、産業祭り、文化祭、健康・福祉フェスティバル、レクリエーションスポーツ祭り、図書館祭りの5つの大きなイベントが同時開催され、賑わいを見せました。
日進市は、本学を含む8つの学校法人と連携協力協定を結んでおり、本年度も6大学と1つの高等学校が参加した「大学連携等ブース」が設置されました。ここでは、各大学の学生が地域の皆さまと深く交流する機会を提供しました。
SDGs目標12に基づく体験型ゲーム
名古屋商科大学からは、学生会執行部とボランティア学生が参加し、SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」をテーマにした体験型ゲームを2種類実施しました。
ゲーム1. フードロスを体験する「計量チャレンジ」
このゲームでは、参加者が1人が1日に出す食品ロス量136gを、お菓子を使って体感することが目的です。参加者は、実際に食品を計量しながら、フードロスの現状を理解することができます。優れた成果を出した参加者には、大学校章入りのハンカチがプレゼントされ、楽しさだけでなく達成感も得られました。
ゲーム2. ごみの分別を学ぶ「ごみ仕分けチャレンジ」
このゲームでは、参加者がごみを「燃えるごみ」と「燃えないごみ」に分別する体験をしました。この取り組みを通じて、皆で楽しくごみの分別について学ぶことができました。参加者にはクリアファイルやウェットティッシュが配られ、ゲームの楽しさが倍増しました。
大盛況のイベント
当日は、特に子どもたちを中心に250名以上の市民がブースを訪れ、ゲームを通じてSDGsの意識を高めていただきました。地域の皆さまと学生が楽しく交流できたこのイベントは、参加した学生にとっても貴重な経験となりました。皆さまの熱心な参加に心から感謝申し上げます。今後もこのような取り組みを通じて、SDGsに対する理解をさらに深めていければと思います。