小谷村のCO2フリー電力
2024-07-23 10:38:11

小谷村のふるさと納税が始めたCO2フリー電力の魅力とは

小谷村の新たな試み「CO2フリーでんき」



長野県小谷村は、地域資源を活用した新しいふるさと納税の返礼品として、「小谷村産CO2フリーでんき」の提供を開始しました。これは、村内に設置された水力発電所から生み出されたCO2フリーの電力を利用したもので、持続可能なイニシアティブを進めるための重要なステップとなっています。

小谷村とは



小谷村は、長野県の北西部に位置し、新潟県との県境に接しています。自然豊かな環境の中にあり、西側には北アルプスの白馬連峰、東側には日本百名山の雨飾山があります。村を貫流する姫川は、美しい渓谷を形成し、日本海へと注いでいます。これらの自然環境は、観光業においても重要な役割を果たしています。

「小谷村産CO2フリーでんき」とは



「小谷村産CO2フリーでんき」は、村内の2つの水力発電所(姫川第二発電所と姫川第三発電所)で生成される電力です。この電力は、中部電力ミライズ株式会社の特別メニューを通じて、寄付者に供給されます。寄付を行うことで、家庭の電力の一部がCO2フリー化される仕組みです。

寄付のメリット



この取り組みの一環として、寄付者は10,000円の寄付ごとに、実質2,500円を電気料金に充てることが可能です。また、寄付の手続きは「楽天ふるさと納税」、「ふるさとチョイス」、「ふるなび」を介して簡単に行えます。これにより、地域貢献をしながら、環境にも優しい選択ができるのです。

小谷村の環境方針



小谷村は、2020年に「気候非常事態宣言」を発表し、2050年までに二酸化炭素の排出を実質ゼロにするという目標を掲げています。観光業が主要産業である小谷村は、スキーや登山など、多くの人々が訪れる地域としての魅力を持っています。しかし、気候変動による影響が懸念されており、村としても持続可能な環境を守るための取り組みを強化しています。

寄付金の使い道



寄付金は、地域の登山道整備や教育機関への支援に活用されています。具体的には、北アルプスの登山道の整備や小谷中学校の国際交流研修、地域高校である白馬高校の支援など、多岐にわたるプロジェクトに寄与しています。これにより、小谷村の魅力向上と教育環境の改善が進められています。

終わりに



小谷村が提案する「小谷村産CO2フリーでんき」は、地域の資源を最大限に活用した新たな取り組みです。ふるさと納税を通じて、自然環境を守り、地域を支えることができるこのプロジェクトは、他の自治体にも良い影響を与える可能性があります。これからの小谷村の取り組みに注目です。


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会社情報

会社名
長野県小谷村
住所
長野県北安曇郡小谷村大字中小谷丙131
電話番号
0261-82-2001

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