バイザー株式会社が神奈川県に教育向け連絡システムを導入

バイザー株式会社が2026年4月より神奈川県立高等学校および中等教育学校の136施設に、教育現場向けの連絡システム「すぐーる」を導入します。

「すぐーる」は、メッセージの配信から欠席・遅刻の連絡、さらにアンケートの配信と集計に至るまで、教育現場の日々の連絡業務を一元管理することができます。このシステムの導入により、従来の紙媒体や電話で行っていた業務が効率化され、保護者との情報共有もスムーズになることで、教職員の負担が軽減されます。また、教育現場での働き方改革にも寄与することが期待されています。

背景

文部科学省が策定した「GIGAスクール構想」においては、「教職員と保護者間の連絡のデジタル化」が推奨され、教育現場の課題解決に向けての重要な方針とされています。
現在、神奈川県教育委員会の下では、高校および中等教育学校において配付物や提出物が多く紙ベースで行われているため、その確認や回収に多くの手間がかかる状況です。また、既存の欠席連絡システムには保守性や双方向性に関する難題もありました。
こうした中、「すぐーる」がその導入実績を持つことから、神奈川県教育委員会が抱える課題の解決に貢献し、教職員の負担軽減と労働時間の削減を実現することができます。これにより、教職員が指導業務に専念できる環境作りにも寄与することが期待されています。

導入される機能（予定）

- 教育委員会からの配信: 教育委員会がエリア全体の保護者に対して情報を一斉配信でき、各施設での運用状況を把握することが可能です。
- 欠席・遅刻連絡: 欠席や遅刻の理由を含む詳しい連絡を受け取ることができます。
- 自動翻訳: 利用者がアプリで言語を選択することで、日本語以外に13言語に対応した自動翻訳機能が利用できます。
- タイムライン機能: 学校の日常的な記事をミニブログ形式で投稿でき、特定の利用者のみに記事を公開することができます。
- 個別メッセージ機能: 特定の保護者とのやり取りが必要な場合に、個別のメッセージスペースを作ることができます。

「すぐーる」の概要

「すぐーる」は、学校、家庭、地域を結ぶことを目的とした教育向け連絡システムです。このシステムを導入することで、教育現場での連絡業務を効率化し、教職員や保護者の負担を減少させることができます。また、地域との連携強化を図り、地域学校協働活動の推進をサポートします。

詳細はこちらの製品ページから確認できます。