2024年10月2日から4日、東京ビッグサイトで開催される「第51回 国際福祉機器展 H.C.R.2024」では、TANOTECHが最新のロボット介護機器「TANO」を出展します。この展示会はアジア最大の福祉機器の総合展示会であり、介護や福祉の分野における革新技術が一堂に会する場となっています。
TANOは、非接触・非装着型のセンサーテクノロジーを利用した次世代の福祉機器です。このシステムは、ユーザーが身体に装置を付けずに使用できるため、大きな利便性を提供します。約300種類以上の豊富なコンテンツを搭載しており、多様なユーザーのニーズに応じた設計が施されています。これにより、コミュニケーションの質が向上し、介護現場におけるスタッフの負担軽減にも寄与します。
TANOは、楽しさを通じて利用者の参加を促進し、日常生活のコミュニケーションを豊かにする役割を果たします。特に、介護スタッフはデータ収集を通じて効率的なケアが実現でき、介護現場の生産性を向上させることが期待されています。このテクノロジーは理学療法士や福祉の専門家の声を反映したもので、病院や福祉施設だけでなく、大学や研究機関、さらには商業施設でもその活用が進んでいます。
TANOは、令和5年度にAMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の「ロボット介護機器開発等推進事業」に採択されており、さらなる機能強化が行われています。その中心となるのが、以下の主な特徴です。
- - 司会進行の負担軽減: TANO坊ロボットがレクリエーションの司会を行うことで、介護者への負担を軽減します。
- - 利用者サポート: ゲームやコンテンツの操作法を分かりやすく説明し、初めての方でも使いやすい工夫がされています。
- - 自己効力感の向上: ゲームの難易度が自動的に調整され、被介護者が自分の能力に合った内容で楽しめる設計です。
- - 新しいコミュニティの形成: 施設内外での同時対戦や協力プレイが可能となり、利用者同士の交流が促進されます。
技術的には、タブレットによる簡単な操作が可能で、運動メニューや司会機能を通して利用者にストレスなく楽しい体験を提供します。また、クラウド機能を用いて、施設外のTANOと連携することができます。
国際福祉機器展におけるTANOの見どころには、RFIDタグを用いた利用者認証システムとの連携や、コントローラーを用いた反射速度測定システムの新機能などがあり、さらに「カルガモゲーム」といった新作ゲームも搭載されています。
展示会では、TANOのデモ体験が可能であり、来場者はその魅力を直接感じることができる絶好の機会です。国内および海外の代理店と共に最新技術を紹介し、グローバルな展開を進めることを目指します。アジアでの福祉機器の未来を切り拓くTANOの姿をぜひ学んでください。詳細は
公式サイトをご覧ください。