近年、アイスクリームへの愛情が高まっています。特に、夏になると味わいたくなるこの冷たいお菓子は、多くの人々の生活に欠かせない存在となっています。マイボイスコムが行った最近の調査によると、夏にアイスクリームを週に1回以上食べるという人は約6割を占めていることがわかりました。
調査は2024年7月1日から7日までの間に実施され、9,259名の回答が集められました。この中で特に注目されるのは、夏にアイスクリームを食べる頻度が多い人が9割を超え、その内の「週2~3回」という回答が最も多かったことです。さらに、週1回以上食べている人は男性が約54%、女性が約60%を超えました。
一方で、冬にはアイスクリームを食べる人の割合は7割強となり、特に 北海道区域ではこの傾向が際立っていますが、週1回以上食べるのは2割強にとどまっています。これは、冬には暖かい食事への需要が高まるためと考えられています。
また、アイスクリームをどんなシーンで楽しんでいるのかを尋ねたところ「間食やおやつ」のためにアイスを食べるという人が44.6%を占め、他にも「暑いとき」「くつろいでいるとき」などの回答が目立ちました。特に、ほぼ毎日アイスクリームを食べる人たちの間では、夕食後やお風呂上がりにアイスを楽しむことが多いという傾向が見受けられました。
アイスクリームの購入場所については、なんと85.1%の人が「スーパー」を利用し、続いて「コンビニエンスストア」が42.8%、そして「ドラッグストア」が21.2%という結果が出ました。このドラッグストアにおける購入は近年増加していることがわかります。
アイスクリームを選ぶ際には、「味」が約82.9%と圧倒的な支持を受けており、次いで「価格」が59%、食感や食べ慣れた物などが各2割強を占めています。特に女性では「味」や「容器の形状」に関する意見が高い傾向が見られました。
健康や美容に配慮したアイスクリームも注目されています。調査では、直近1年間に購入した健康意識の高いアイスクリームについて、「低糖質、糖質オフ」が11.6%、そして「低カロリー」が10.1%という結果でした。
これらの調査結果から、好きなアイスクリームの銘柄についても触れておきたいと思います。「ハーゲンダッツ」は50.7%の人気で不動の1位を誇り、その後に「チョコモナカジャンボ」が39.4%、さらに「あずきバー」や「PARM」、「明治エッセル スーパーカップ」が各3割強で続いています。年齢層によって好みが分かれる面白い結果も見られました。70代では「あずきバー」の人気が高く、他の年代では「ガリガリ君」や「雪見だいふく」が特に人気です。
さまざまなライフスタイルに溶け込むアイスクリーム。あなたは、どのタイミングで、どのアイスクリームを楽しんでいますか?