障がい者による新たな挑戦を祝うTCSフェス2025が福岡で開催

TCSフェス2025 - 障がい者の力を発信する文化祭

福岡市のテックキャンプ就労移行スクールが、2025年12月12日（金）に「TCSフェス2025」を開催します。今年のテーマは「Create & Forward 〜創る・届ける〜」。このイベントは、障がいを持つ方々が自身のITスキルを駆使して企画・運営する文化祭です。地域社会に向けて、固定概念を覆すようなサプライズを届けることを目指しています。

イベントの見どころ

「TCSフェス2025」では、卒業生や企業の方々を招き、さまざまなプログラムが用意されています。特に注目すべきは、パネルディスカッションです。株式会社トライアルベネフィットの佐藤弘さんをゲストに、「能力や特性を活かせる職場」というテーマでお話を伺います。

また、利用者が一から開発した「学習支援アプリの発表」や、テックキャンプのテーマソング披露も予定しています。さらに、初心者でも楽しめるプログラミング体験ブースやオリジナルゲームの展示もあり、多くの体験が詰まった内容となっています。

入場は無料、ドリンクチケットも配布されるため、のんびりとしたひと時を過ごしながら、障がい者への理解を深めていただけることでしょう。彼らの真剣な取り組みが詰まったこのお祭りに、ぜひご参加ください。

開催背景

「テックキャンプ就労移行スクール」は、「ニューロダイバーシティ」の考えに基づき、発達障がいを持つ方々に対するITスキル向上と社会参画の支援を行っています。今回の「TCSフェス2025」の開催にあたり、地域の皆さんには新たな視点を持って障がいを捉えてもらう機会を提供したいと考えています。

具体的なプログラム内容

この文化祭では、創造的な活動が多く取り入れられています。利用者一人ひとりが力を合わせて開発したアプリやゲームは、彼らのスキルや才能を体現したものです。特に「学習支援アプリ」の発表は、普段の学習に基づいた実践的な成果を披露します。

プログラミング体験コーナーでは、初めて触る方でも楽しめる内容が盛りだくさん。利用者が講師となることで、実際のプログラミングの楽しさを体感してもらいます。このような体験を通じて、障がいを持つ方々の能力がいかに多様であるかを実感していただければ幸いです。