手作りで広がる生活の幅『dopa(ドゥーパ!)』最新号の特集
『dopa 2024年10月号』がついに発売されました。この号では特集として「小屋のある暮らし」に焦点を当て、手作りの小屋が私たちの日常にもたらす豊かさや可能性を伝えています。
小屋の魅力
特集では、特に「DIYerの小屋と暮らし」にフォーカスしています。小屋を作ること自体に隠された力、すなわちそれが「新たな風をもたらしたり、生活の幅を広げたりする」という観点から考察されています。私たちの暮らしにおいて、小屋はただの空間ではなく、人生への新たなアプローチをつかむ起点として機能し得るのです。
エネルギー自給の視点
また、太陽光発電などのエネルギー自給システムを取り入れた小屋の事例も紹介されています。これにより、消費社会から一歩踏み出し、自立した生活スタイルを楽しむためのヒントが得られます。この号ではオフグリッドハウスをテーマに、より持続可能なライフスタイルを提案しています。
里山での取り組み
特に注目すべきは、千葉県鴨川市にある「タイニーハウス滴滴庵」の紹介です。これは一般社団法人小さな地球によって運営され、多くの人が手を携えて作り上げた小屋です。東京工業大学の学生たちが中心となって建設されたこの小屋は、里山の環境整備と資源の活用を通じてサステナブルな暮らしのモデルを示しています。
多様なスタイルの手作り小屋
また、ウッドデッキでBBQを楽しむ小屋や、廃材を活用した囲炉裏、さらにはテレワーク用の小屋など、多種多様な手作り小屋の実例を紹介。各地のDIYerたちが、どのように自らの暮らしを変えていったのか、彼らのストーリーも多くの読者にインスピレーションを与えることでしょう。
オフグリッドハウスの実践
特集の中でも特に興味深いのは、自給自足のライフスタイルを実現するために、小屋を最小の住空間として利用し、エネルギー自給に取り組む事例です。太陽光発電システムや、土を利用したかまど、コンポストトイレの作り方など、実践的な情報が満載です。これにより、ただ依存するのではなく、自らの手で生活を変えていく道を示しています。
編集部の実践リポート
さらに、編集部が実際にDIYで太陽光発電システムを作成した様子も詳しくリポートされています。電動工具の活用から電力の生成まで、プロジェクトの進行過程が詳細に描かれています。
第26回dopa DIY大賞
今回の号では、第26回dopa DIY大賞の受賞作品も見逃せません。全国から集まった多数の応募作の中から選ばれた11作品が紹介されており、それぞれの作品からDIYerの創造的なエネルギーが感じられます。
連載とエッセイ
その他にも、プロの大工によるガレージ作りや、金属加工DIYのレポート、自給自足の田舎暮らしに関するエッセイなど、様々な内容が掲載されています。これらの連載やレビューを通じて、さらに豊かなDIYライフの可能性を探ることができるでしょう。
総評
『dopa 2024年10月号』は、手作りの楽しさや小屋の魅力に触れ、私たちのライフスタイルに新しい視点を提供する一冊です。より自由で豊かな生活を求める全ての人にとって、手に取ってみる価値がある内容です。是非この機会にチェックしてみてください。
【商品概要】
- - 発行元:株式会社キャンプ
- - 定価:1,540円(税込)
- - 発売日:2024年9月6日
- - ISBN:4910166591044
- - 電子版も有り