Gushcloud Internationalが新たな資金調達に成功
シンガポールを拠点とするGushcloud Internationalが、複数の投資ファンドから1,100万米ドルの資金を調達しました。これはGDP Venturesを中心に、KB Financial HoldingsやKejora Venturesなどの支援の下での成功です。この資金調達により、Gushcloudはグローバルな市場への本格的な展開を図ります。
Gushcloud InternationalのCEOであるAlthea Lim氏は、アジアを含む11か国において、インフルエンサーマーケティングやエンターテインメント事業を展開し、さらなる成長を目指しています。最近の組織改編により、勢力的に方針を新たにし、コンテンツ制作やソーシャル・コマース領域への進出も視野に入れています。新たに任命されたメンバーには、Russell Simmons氏(社長)やAndrew Lim氏(CFO)など、業界経験豊富な顔ぶれが揃いました。
タレント事務所機能の強化
Russell Simmons氏は、アメリカとアジアでのタレントマネジメントの違いを指摘し、両地域でのネットワークを活用することで、ブランドや商品の価値向上を図れると信じています。ロサンゼルスに設立された米国支社は、クリエイターやインフルエンサーの需要に応えるべく活動を開始し、東南アジアや北アジア市場へのアクセスも強化していく予定です。
日本市場における可能性
Gushcloud Japanの取締役、澤宏明氏は、日本市場のインフルエンサーマーケティングの成長を強調しました。2019年には306億円、2020年には127%の成長率が見込まれており、特にインフルエンサーとのIPビジネスが今後さらに拡大する見込みです。共同開発したコンテンツはグローバル市場に向けて展開し、その成長を図ります。
Gushcloudの歴史と現状
Gushcloud Internationalは、2012年にインフルエンサーマーケティングエージェンシーとしての一歩を踏み出し、2017年にはタレント事務所機能を追加。2018年には独立を果たし、現在ではアジアと米国に13の支社を持ちます。Gushcloud Marketing Group、Gushcloud Talent Agency、Gushcloud Entertainment Groupの3ユニットから構成され、多様なサービスを提供しています。
今後の展望
Vincent Ha氏は、アメリカや中国などの新たな市場への進出に期待を寄せています。彼は、新たに出資を受けることで、Gushcloudがタレントネットワークや文化的理解のもと、さらなる成長を成し遂げると指摘しています。また、インフルエンサー業界におけるGushcloudの地位の強化は、今後の戦略においても重要な部分となるでしょう。これからもGushcloud Internationalの動向から目が離せません。
【Gushcloud Internationalについて】
Gushcloud Internationalは、マーケティングとエンターテインメントを融合させたグローバルタレントエージェンシーで、約300名の社員が11カ国で活動しています。
公式サイトはこちら:
Gushcloud.com
【Gushcloud Japanについて】
Gushcloud Japanは、1万5千人以上のインフルエンサーを有し、日系企業のマーケティング支援を行う企業です。
公式サイトはこちら:
Gushcloud.co.jp