五十嵐絢音のデビュー
2025-06-10 18:21:00

神田外語大学卒業生がスペイン語文学を共訳しデビュー

神田外語大学出身の五十嵐絢音さんが翻訳家デビュー



日本の神田外語大学でイベロアメリカ言語学科を専攻した五十嵐絢音さんが、スペイン語の文学作品『Panza de burro』を翻訳し、新たに翻訳家としてデビューを果たしました。この作品は、翻訳家村岡直子さんとの共訳によって、2025年5月14日に書籍『両膝を怪我したわたしの聖女』として刊行されます。

五十嵐さんは、大学在学中にスペイン・カナリア諸島に留学し、そこで本書と出会ったといいます。彼女は現地の大学で学びながら、カナリア諸島特有のスペイン語の魅力を体感。そこでの経験が、卒業研究の一環としてこの作品の翻訳に取り組むきっかけとなりました。

卒業研究としての試訳



五十嵐さんは、カナリア地方の文脈にある言語表現について深い理解を得るため、言語の多様性や地域文化を重視した卒業研究を行いました。彼女の試訳には、カナリア独特の言い回しや感情表現が忠実に反映されており、翻訳家との共作が実現するまでの道のりは、まさに語学教育と地域研究が融合した成果の象徴です。この度の出版は、彼女自身の努力だけでなく、教授陣からのサポートもあったことが大きいでしょう。

本書の魅力



『両膝を怪我したわたしの聖女』は、少女たちの際立った友情とその破滅的な側面を描いた小説で、特にカナリア方言を駆使した豊かな語り口が魅力。この作品は、発売にあたって既にスペイン国内で6万6000部以上の大ヒットを記録し、18の言語に翻訳されています。作品のタイトルにも表れているように、主人公たちの葛藤や感情の高まりを通じて、読者に強烈な印象を与えること間違いなしです。

神田外語大学の教育理念



神田外語大学では、語学の運用力を鍛えるだけでなく、国際的な視点と専門的な知識を持った人材の育成を目指しています。五十嵐さんのような学生が、実践的な学びを通して世界で活躍する力を身につける姿は、大学の教育方針が実を結ぶ好例です。

まとめ



五十嵐絢音さんのデビューは、言語学習や地域研究の重要性を改めて示すものです。彼女の今後の活躍が期待される中、本書も是非手に取りたい一冊と言えるでしょう。発表されたため、この本を読んで新たな視点を得てみるのも素晴らしい体験になるはずです。今後の展開に注目です!


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学校法人佐野学園
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