DHCの新しい取り組み:環境への配慮を強化したパッケージ
株式会社ディーエイチシー(DHC)は、ウェルビーイング・ブランドとしての姿勢を強化し、主力商品である「薬用ディープクレンジングオイル」と「薬用ディープクレンジングオイル リニューブライト」のパッケージを全面的にリニューアルすることを発表しました。この新しいパッケージは、環境意識の高まりを受けてのもので、持続可能な未来に貢献することを目指しています。
環境配慮型素材の採用
DHCが今回採用した素材は、ボトルにはケミカルリサイクルPET100%を、外箱にはFSC認証を受けたサトウキビの搾りカスで作られる非木材原料(バガス)を使用します。この変更により、DHCは年間40%のCO2排出量削減を見込んでおり、環境への影響を最小限に抑える取り組みを進めています。
ケミカルリサイクルPETとは
ケミカルリサイクルPETは、従来のバージンPETと比較して、プラスチック資源の使用を最適化するために重要な技術です。この方法により、廃棄されるプラスチックが資源として生まれ変わることで、環境負荷を軽減できます。また、このプロセスでは新たに化石燃料を採掘する必要がないため、持続可能な資源循環を実現することができます。
FSC認証紙の重要性
外箱に使用されるFSC認証紙は、国際的に認められた森林管理の基準に従い生産されるもので、環境だけでなく社会的な価値にも配慮しています。この取り組みを通じて、消費者に対しても透明性のある情報提供が可能になります。DHCは、こうした環境への配慮が、製品を通じてお客様に伝わることを願っています。
今後の展望
DHCでは、2025年3月末までに新しいパッケージへの移行を完了する計画です。この連動した取り組みでは、販売店や通販サイトでも新しいパッケージの製品が展開される予定となっています。また、DHCは2024年8月から、配送時に使用される気泡緩衝材や梱包資材も環境配慮型に段階的に変更していく方針です。
SDGsの達成に向けて
DHCのこれらの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)の中でも特に目標12(つくる責任 つかう責任)および目標13(気候変動に具体的な対策を)に関連しています。