Kieiメンバーが国際会議でフォークリフト研究を発表
株式会社Kiei(本社:東京都港区、代表取締役:佐久間 耀大)は、AIソリューション事業を展開しており、今月、同社メンバーが共同執筆した研究論文が産業情報学の国際会議「IEEE INDIN 2026」に採択されました。この会議では、2026年7月26日から29日にオーストラリア・メルボルンにて発表される予定です。
採択された研究論文について
研究タイトルは「Forklift activity classification across multiple sites, using onboard CAN data and time-series models」で、Halmstad University(スウェーデン)を中心に、Toyota Material Handling Manufacturing の研究者と共同で行われたものです。この研究は、フォークリフトに関する先進技術とデータ分析を駆使し、現場の作業状態を明確に分類することを目的としています。
IEEE INDINとは何か
「IEEE INDIN」は、産業情報学専門の国際会議であり、IEEE Industrial Electronics Societyが主催しています。産業向け情報技術における最新の進展や未来の動向が議論されるこの場には、世界中から研究者や業界の専門家が集まり、知見を共有しています。
発表の詳細内容
本研究では、フォークリフトに搭載されたController Area Network(CAN)から得られる時系列データを用いて、作業内容の分類に挑戦しました。研究チームは、複数の時系列モデルを使用し、異なる作業環境、倉庫や運用条件に対してもその性能を評価しています。
結果として、同一または似た環境では高い分類性能が得られる一方で、異なる現場ではパフォーマンスが著しく低下することが確認されました。これは、AIモデルを複数の場面で適用する際に、各現場の特性を考慮した学習と調整が不可欠であることを示しています。
Kieiメンバーの具体的な役割
株式会社Kieiのメンバーは、この研究において、Halmstad Universityの研究チームの一員として貢献しました。特に、時系列データを用いた機械学習モデルの実装や実験、評価に参加し、Toyota Material Handling Manufacturingの研究開発チームと密に協力しながら活動しました。
今後の展望
Kieiは今後、多様な倉庫や実際の運用条件のデータを活用し、現場に柔軟に適応できる手法の開発を継続して進めていく方針です。同社は、AIを現場のビジネス成果に結びつけるための取り組みを、研究と実装の両面で推進していきます。
会社概要
株式会社Kieiは「日本を気鋭の国に」というミッションのもと、AI技術をさまざまな産業に実装することを目指すスタートアップです。先進的な生成AI技術の研究開発を行い、小規模で迅速な成果を求める企業向けに、AIコンサルティングやソリューション開発支援を提供しています。