復刊される絵本『はっぱみかん』の魅力とは
株式会社佼成出版社から、待望の復刊が決定した絵本『はっぱみかん』。2025年10月31日に発売が予定されており、多くの書店員から絶賛の声が寄せられています。著者は風木一人、絵を担当するのは山口マオ。ユーモラスで深いテーマが詰まった本作は、親子で楽しむことができる一冊として、子どもたちに愛されてきました。
絵本のストーリー
物語の主人公は「はっぱみかん」。たくさんのミカンの中で、特別な葉っぱを持ち、誇らしげに自分をアピールしています。しかし、ある日その大事な葉っぱを失ってしまいます。この出来事により、仲間のミカンたちが本当の大切さを教えてくれるのです。
「特別な自分」を求める感情や、「特別じゃない自分」を受け入れるまでの葛藤を描くこの絵本は、読者に深い考察を促します。『はっぱみかん』は、自己理解や自尊心を育む良い機会を提供しており、親子での対話を促進する内容となっています。
書店員からの推薦コメント
多くの書店員がその魅力を語っています。ある書店員は、「ナルシストなはっぱみかんがウザかわいい!笑えて心温まるストーリー」と評価し、他の書店員も「ユーモアたっぷりで温かいメッセージが伝わる絵本」と絶賛しています。また、「特別かどうかはほんの一枚の葉っぱのようだ」という意見もあり、多くの読者に響く共感を呼んでいるようです。
著者とイラストレーター
著者の風木一人は、東京都生まれの絵本作家および翻訳家であり、数々の作品を手掛けています。彼の表現力は、子どもたちに夢と希望を与えるものです。また、イラストを担当する山口マオは、千葉県生まれのイラストレーターで、幅広いジャンルで活躍しています。本書の美しいビジュアルは、物語にさらなる深みを加えています。
まとめ
『はっぱみかん』は、2025年10月31日に全国の書店及びオンラインで販売開始されます。定価は1,650円(税込)で、32ページのA4変形判となります。この絵本は、子どもから大人まで楽しむことができる、ユニークで心温まる物語です。ぜひ、お子様と一緒に読んでみてはいかがでしょうか。特別な自分を見つめ直し、仲間との絆を再確認する良いきっかけになることでしょう。自宅に一冊置いておく価値のある本作をお見逃しなく!