トラック運送事業の労働環境改善に向けた協議会を開催
トラック運送事業の労働環境改善に向けた協議会を開催
令和6年12月25日、水曜日の午後2時から4時まで、公益社団法人全日本トラック協会の3階にある全ト協ホールにて『第17回トラック輸送における取引環境・労働時間改善中央協議会』が行われることが決定しました。
この協議会は、国土交通省と厚生労働省が共同で設置し、トラック運送事業に従事する方々の労働環境の改善を目指しています。具体的には、4月から実施される時間外労働の上限規制や改正後の改善基準告示に関連する取り組みの成果や問題点を洗い出し、長時間労働の抑制とそれに伴うコスト上昇分の適正な価格転嫁について議論するものです。
協議会の議題
本協議会では、以下の議題について話し合う予定です。
1. 最近のトラック運送事業に関する取組
本年の改善施策や実施状況を踏まえ、参加者はそれぞれの実績を報告。
2. 物流現場の実態
現場の声を基に、実際に抱えている課題や悩みを共有。
3. 意見交換
参加者間で活発な対話を行い、より実践的な改善案を導き出します。
取材について
協議会は報道関係者にも開放され、冒頭の挨拶部分については撮影が可能です。撮影を希望するメディア関係者は、12月24日正午までに指定のURLから申し込む必要があります。ただし、会場の都合により1社につき1名までと制限されているため注意が必要です。
また、協議会で使用される資料や議事要旨は、後日、国土交通省および厚生労働省のウェブサイトにて公開される予定です。これらの情報を通じて、今後のトラック運送事業の取り組みや労働環境に関しての理解を深める絶好の機会となるでしょう。
お問い合わせ
さらに詳細を知りたい方は、以下の連絡先までお問い合わせください。
国土交通省 物流・自動車局貨物流通事業課 篠塚、桝井
電話:03-5253-8111(内線41332) 直通:03-5253-8575
厚生労働省 労働基準局労働条件政策課 考察室 米村、本安
電話:03-5253-1111(内線5534、5525) 直通:03-3502-1599
この協議会が労働環境の改善に向けた一歩となることを期待しています。