つなぐネットが提供開始する新しいIPv6サービスの魅力とは
2025年8月1日、株式会社つなぐネットコミュニケーションズが新たに導入するサービス、デュアルスタック方式による「IPv6」の提供が開始されます。従来のインターネット通信であるIPv4との共存を可能にしたこの新サービスは、快適なネット環境を提供し、未来に向けた通信基盤の強化にも寄与するとされています。
デュアルスタック方式とは
デュアルスタック方式は、IPv4とIPv6の両方を同時に使用できる仕組みです。これにより、使用するネットワークに応じて最適なプロトコルを選択することが可能となります。特に日本国内では、IPv4アドレスの枯渇が進んでおり、IPv6への移行は業界全体での重要な課題となっています。現時点では、国内のWebサイトのIPv6対応率が10.9%にとどまっているため、IPv4との共存は当面続くことでしょう。
つなぐネットの取り組み
つなぐネットは、マンションISPにおいて国内シェアNo.1を誇ります。今回のIPv6導入により、さらなるサービスの向上を目指しています。特に新たにインターネット接続サービスを求めるマンションにおいて、全戸に標準でIPv6が提供されるため、入居者は申し込みをする必要がなく、すぐに快適な通信環境を利用できます。これにより、利用者は新しいインターネットの時代にシームレスにアクセスできるでしょう。
特に注目すべきは、IPv6未対応のWebサービスにもスムーズに接続できる点です。これは、互換性を重視したデュアルスタック方式を採用しているためで、今後のインターネット利用の多様化にも柔軟に対応可能です。
IPv6の利点
IPv6は「Internet Protocol Version 6」の略称で、現在多くのネットワークで利用されているIPv4の後継にあたります。最大の特徴は、アドレス数が格段に増加したことです。これにより、今後ますます多くの機器がインターネットに接続できるようになります。新技術やIoT機器の普及が進む中で、十分なアドレス数を有することは、今後のビジネスや家庭でのネット利用において重大な利点となるでしょう。
まとめ
つなぐネットのIPv6サービス開始により、ユーザーは快適なインターネット接続が可能となり、将来の通信環境にしっかりと備えることができます。この新しい基盤により、今後のネット利用の多様性にも柔軟に対応できるようになり、国内のIT環境全体の向上にも寄与することでしょう。つなぐネットは、ユーザーにとっての利便性を追求し続け、新たなインターネット時代を切り拓いています。
詳しい情報は、
つなぐネットのIPv6サービスページをご覧ください。