茨城県境町の臨時議会
令和7年6月9日、茨城県境町にて第2回臨時議会が開催され、全議案が全会一致で可決されました。この結果、一般会計補正予算は4億349万9,000円増の163億2,949万9,000円となることが決定されました。
主な事業概要
境町が推進する各施策は、主に住民生活の支援を目的としています。以下に、特に注目すべき主な事業を紹介します。
1.
物価高騰対策住民生活支援事業
予算: 7,626万8,000円
全町民を対象に、3,000円の現金を配布するこの事業は、2023年7月27日(日)に実施される予定です。約24,000人の町民が恩恵を受けることになります。
2.
物価高騰対策若者生活支援事業
予算: 420万円
若者を対象に、米5キロを発送します。対象は18歳から25歳までで、特定の条件を満たす住民です。申請受付は2023年6月9日13時から開始予定です。
3.
境町オリジナルミネラルウォーター配布事業
予算: 907万2,000円
65歳以上の高齢者や3歳未満の乳幼児を持つ世帯に500mlのミネラル水を配布するこの事業は、8月7日・8日に実施される予定です。
4.
自動運転バス運行体制強化事業
予算: 2億6,250万円
高齢者や子育て世代のために、移動手段を確保し交通の人手不足を解消する取り組みです。
5.
保育園・認定こども園副食費・主食費無償化補助事業
予算: 189万6,000円
食品高騰に対する支援を行い、407人の児童に給食の無償化を継続します。
6.
放課後児童健全育成事業
予算: 254万円
児童クラブの利用者負担金を軽減するこの施策により、395人の児童が影響を受ける予定です。
7.
物価高騰対策水道基本料金支援事業
予算: 4,152万3,000円
水道基本料金の減額を行い、9,870人に対して実施されます。
8.
利根川鰻復活プロジェクト事業
予算: 500万円
うなぎ工場還元祭事業を支援するこの取り組みは、7月中旬に申し込みを受け付け、抽選で販売されます。
9.
小学生グローアップ推進事業
予算: 50万円
軽井沢施設オープンを記念し、町内の小学校児童が自然体験を通じて新たな友達を作るプログラムです。7月5日・6日に実施予定です。
結論
茨城県境町の今回の臨時議会では、住民を支援するための多岐にわたる事業が決定されました。これらの施策により、特に生活が厳しい住民に対し、少しでも負担を軽減することが期待されており、地域の活性化にも寄与することが見込まれています。