東京の夜を彩る新作プロジェクションマッピング「Tokyo Resonance」

新作プロジェクションマッピング「Tokyo Resonance」の魅力

東京都が推進する夜の観光振興策として、都庁第一本庁舎を舞台にしたプロジェクションマッピング「TOKYO Night&Light」が好評を博しています。この度、観覧者数が累計87万人を突破し、さらなる注目を集める新作「Tokyo Resonance」が公開されました。

「Tokyo Resonance」とは

「Tokyo Resonance」は、東京の活気に満ちた“生きた都市”という特性を表現した作品です。9月25日から上映が始まり、“絶え間なく変化し続ける都市”というテーマの下に、東京の音や光、文化のエッセンスを融合させています。この作品は、ただの映像ではなく、観客の心に響く“リズム”を創り出すことを目指しています。

日々交差する人々の足音や流れる車の光は、東京の魅力的な旋律となり、都市全体がひとつの呼吸に導かれます。特に都庁舎の壁面を利用した映像は、江戸から現代、そして未来の都市へと続く東京の変遷を描いています。音楽と映像がシンクロすることで、観る人に強烈な感動をもたらし、その東京の魂を生き生きと感じさせるのです。

上映時間と観覧場所

新作「Tokyo Resonance」は、東京都庁で毎日上映されます。上映時間は、平日が19時、20時、21時、そして土日祝は20時と21時30分から行われます。他にも様々な作品が上演されるため、事前に特設サイトで確認することをおすすめします。
観覧場所は、東京都新宿区に位置する都民広場です。ここからの眺めは、都庁舎の照明とともに目の前に広がり、まるで別世界にいるような感覚を味わうことができます。

クリエイター陣の紹介

このプロジェクションマッピングの制作には、数々のアートプロジェクトに携わってきたクリエイターたちが携わっています。企画・監修を担当した西郡勲さんは、音楽と映像を融合させた新しい表現方法に挑戦しており、プロジェクションマッピングやプラネタリウム映像など多岐にわたる映像制作を手がけています。映像制作を担った米澤拓也さんは、数々のアートディレクションとCG制作を経て、プロジェクションマッピングの世界に革新をもたらしています。また、音楽制作はプロデューサー集団otocoが担当し、高品質な音楽で視覚と聴覚の両方を楽しませてくれます。

環境への配慮

さらに本事業は、環境に優しい取組も進めています。使用するエネルギーはグリーン電力に配慮し、サステナブルな社会への貢献を目指しています。また、このプロジェクションマッピングは、「最大の建築物へのプロジェクションマッピングの展示」としてギネス世界記録™にも認定されています。

東京の夜景とともに、音楽やアートの融合を楽しめる新作プロジェクションマッピング「Tokyo Resonance」。この機会にぜひ足を運んで、“生きた都市”東京の表現を体感してみてはいかがでしょうか。