NTTアグリテクノロジーと農業総合研究所が取り組むフードロス対策
フードロスの問題は、国内外で深刻に取り上げられている課題の一つです。株式会社NTTアグリテクノロジーと株式会社農業総合研究所は、2024年に資本業務提携を結び、農産物の高付加価値化やフードロスの削減を目指し、乾燥野菜「野菜を食べる」シリーズの開発を進めてきました。この新商品は、2025年3月11日から関東のスーパーマーケットで販売予定です。
フードロス削減の重要性
さまざまな理由から、規格外とされる農産物の廃棄は問題視されています。形状、不具合や傷で流通できないこのような野菜は、実際には食べることができるにもかかわらず、多くが廃棄されてしまうのです。NTTアグリテクノロジーは、この問題を解決するために、保存状態を改善し、乾燥野菜を活用することで、フードロスの削減を狙います。
〜「野菜を食べる」シリーズの特長〜
この乾燥野菜シリーズは、忙しい現代人のニーズに合わせて開発されました。特に、以下のような点が多忙な方々の支持を受ける理由です。
1.
時短調理: 調理にかかる時間を短縮するため、簡単なレシピを開発しました。乾燥野菜を戻す工程もあり、調理時間はおおよそ10〜15分です。
2.
使いやすい内容量: 一袋で2〜3人前の適量が入っており、無駄なく使い切れるため、初心者にも手軽に取り入れられるサイズ感です。
3.
豊富なメニュー: チャーハン、キーマカレー、パスタといった多彩なメニューが揃っており、バリエーション豊かな食卓をかもしだします。
すべての原材料は国産の野菜を使用し、規格外野菜も取り入れることで、持続可能な農業を推進しています。これにより、被害を受ける農家も支援し、消費者には新鮮で美味しい乾燥野菜を提供することが可能です。
料理レシピの紹介
「野菜を食べる」シリーズを使った基本メニューは、NTTアグリテクノロジーの公式サイトで公開されています。チャーハン、キーマカレー、パスタのレシピが用意されており、家庭での調理に役立つ情報が盛りだくさんです。
今後の展望
両社は、今後も食・農分野での社会課題解決に貢献し続け、加工食品のさらなる開発を予定しています。将来的にはより多くの人々に、手軽に新鮮な野菜を味わっていただけるよう努めてまいります。
最後に、今回の「野菜を食べる」シリーズは、ただの食材ではなく、フードロスを減らし持続可能な社会活動への参加を促す商品ともなっています。買いやすく、使いやすく、フードロス削減に一役買うこのシリーズを、ぜひお試しください。