新潟県のハーモニック、eBASEによるカタログ制作の効率化を実現
株式会社ハーモニックが、カタログ企画制作の生産性を向上させるために、eBASE株式会社の「eB-DBPカタログ」と「MDM eBASE」を導入しました。これらのシステムを活用することで、カタログ制作にかかるコストを削減しつつ、同時に売上を向上させることを目指しています。この新しい取り組みは、2025年9月より運用が開始されます。
eBASEの導入背景と目的
ハーモニックでは、カタログギフトの企画制作において、これまで様々な課題を抱えていました。特に社内での情報管理が分散しているため、複数の担当者がそれぞれ異なるシステムやファイルを使用しており、効率が悪化していました。この状況は、新たな提案を迅速に行う上でも大きな障壁となっていました。また、既存のシステムが老朽化していたため、機能追加が難しくなっており、業務においてさらなる非効率が生じていました。これらの課題を解決し、商品情報の質を高めるシステムの導入が強く求められていたのです。
システム導入の主なポイント
eBASE社のソリューションは、これまでに多くの業界でのデータベース構築に成功しており、特に食品や日用品に関する品質管理の実績があります。また、法令改正時にも速やかにシステム対応ができるフレキシビリティを持っており、高い信頼性を誇ります。さらに、仕入先との情報交換にかかる業務を簡素化するためのプラットフォームも提供しており、特に商品のメディア展開に関しても豊富な活用事例があります。これらの点が、ハーモニックにとって非常に重要な要素となり、eBASEの採用へとつながりました。
期待される効果
新システムの導入によって、主に以下の効果が期待されています。
1.
情報収集・管理業務の効率化: 商品情報の収集や管理がスムーズになることで、業務全般の省力化が図られます。
2.
商品提案の拡充: 商品情報の利活用が促進され、多様な提案が可能になります。
3.
売上の拡大: 提案のスピードが向上することで、売上に直接貢献できると期待されています。
4.
新たなニーズへの対応: 変化する市場に対して、柔軟に提案機会を持つことができるようになります。
ハーモニックの企業理念
株式会社ハーモニックは、1946年に創業以来、新潟県三条市の地元産品として金物製品からスタートし、現在はカタログギフトの制作・販売をメイン業務としています。「思いやりや感謝の気持ちをつなぐ」を企業の使命とし、ギフトをより楽しく、嬉しくするための努力を続けていく方針です。新しいシステムの導入により、その理念を更に具現化できることでしょう。
まとめ
「eB-DBPカタログ」と「MDM eBASE」の導入は、ハーモニックにとって大きな一歩です。カタログギフトの製作における生産性や品質向上を実現し、顧客へのサービス向上にもつながることが期待されます。この取り組みは、今後のギフト業界に好影響を与える可能性が高いでしょう。