JCCLが次世代CO₂回収技術を加速する新戦略を発表
株式会社JCCL(本社:福岡県福岡市、代表取締役:梅原俊志)は、次世代の省エネ型CO₂回収ソリューションの社会実装を加速するため、事業基盤の強化に取り組んでいます。今回、シリーズBラウンド(1st Close)における資金調達と、戦略的パートナー3社との協業を強化したことを発表しました。
資金調達の概要
調達された資金の詳細はまだ公開されていませんが、主要な投資家には以下の企業が含まれています。
- - ONEカーボンニュートラル1号投資事業
- - 三菱UFJキャピタル10号投資事業
- - 大日本印刷株式会社
- - 日本ゼオン株式会社
- - 東洋製罐グループホールディングス株式会社
この資金調達を通じてJCCLは、技術の商業化へ向けたさらなる開発を進める予定です。追加で2026年11月末に実施予定の資金調達(2nd Close)によって、さらに詳細が発表される見込みです。
協業強化の取り組み
JCCLは、様々な企業との協業を強化することで、CO₂回収技術の実用化を加速します。以下、主要な協業の詳細です。
1.
東洋製罐グループホールディングス株式会社との共同プロジェクトでは、実排ガスを用いた技術検証を行い、コンテナ型CO₂回収装置の標準化及び販売を推進します。この取り組みは、実際の排出ガスを利用した商業化を目指しています。
2.
日本ゼオン株式会社との連携では、JCCLの開発したCO₂吸収剤の性能向上に向けた研究が進められます。共同開発により、CO₂回収装置の大型化を実現する計画です。
3.
大日本印刷株式会社とは、工場から排出される燃焼系ガスを対象にした膜分離法によるCO₂分離技術の開発に関する協業を強化しています。これにより、様々な排出源に対応した技術を提供できるようになります。
JCCLの技術の特長
JCCLが開発しているCO₂分離回収技術は、省エネ型であることが特長です。固体状態のアミン含有ゲルを使用し、CO₂を選択的に吸収した後、低温蒸気によってCO₂を脱離させる仕組みです。これにより、工場で発生する未利用の排熱を有効に活用し、CO₂回収にかかるエネルギーとコストを削減できます。
JCCLは、確立された技術基盤を活用し、CO₂回収技術の開発から装置販売、技術ライセンス、試験受託、事業開発まで幅広いサポートを行っています。
今後の展望
JCCLは、資金調達と企業との協業強化を通じて、CO₂回収技術の事業化を促進し、国内外のカーボンニュートラルへ寄与することを目指しています。これにより、企業、大学、研究機関、そして国や自治体が実際に導入・活用できるソリューションの提供を行います。
来週、9月9日から11日にかけて幕張メッセで開催される展示会では、協業に関する新たな情報とともに、コンテナ型装置の新規上市について発表する予定です。ご期待ください。
JCCLについて
JCCLは福岡県福岡市に本社を構えるスタートアップで、九州大学から生まれた企業です。CO₂分離回収技術の実用化に取り組んでおり、技術の開発と商業化に注力しています。お問い合わせは、公式サイトをご覧ください。
公式サイト