アッヴィが『I know IBDプロジェクト』を通じて受賞
アッヴィ合同会社は、炎症性腸疾患(IBD)に対する理解を深めることを目的に始動した『I know IBDプロジェクト』が、公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会主催の『PRアワード2025』でブロンズを受賞したことを発表しました。このプロジェクトは、IBD患者が日常生活で直面する「見えない壁」を解消し、社会全体の理解を促進するという重要な目標を掲げています。
IBDの現状とプロジェクトの背景
IBDは主に潰瘍性大腸炎とクローン病の二種類あり、これらは生活に深刻な影響を及ぼす疾患です。多くの患者が抱える主な症状は下痢や腹痛であり、これが外出時の不安を引き起こす要因となっています。特にトイレの問題は、患者の日常生活を制約する大きな障害となるため、外出を躊躇する患者が少なくありません。
。「I know IBDプロジェクト」では、このような課題に対処するために、2022年5月にスタートしました。プロジェクトは、外出先でのトイレ利用の不安を軽減するため、協力企業がトイレを提供する取り組みを推進しています。現在、全国各地で199社、3,188店舗が参加しており、IBD患者を支えるネットワークは着実に拡大しています。
受賞の意義と今後の展望
受賞にあたっては、プロジェクトが高く評価されました。審査基準には、戦略性、独創性、専門性、影響力の4つの項目があり、今回の受賞は患者支援が社会に与えるポジティブな影響が認められた結果です。」「I know IBDプロジェクト」には多くの賛同が集まり、多様な企業からの協力を得ていることも受賞の理由とされています。
今後アッヴィは、プロジェクトをさらに進展させるために、より多くの企業・団体との連携を深め、IBD患者さんの生活の質向上を目指します。また、患者から寄せられる声を反映させ、社会全体の疾患認知と理解を広めるための新たな施策を展開していく予定です。
プロジェクトへの参加と協力
プロジェクトの傾向を受け、今後も一般市民や企業に対してIBDについての知識を広め、患者支援の活動に参加してもらう呼びかけが続けられます。患者に寄り添い、生活を豊かにするために必要な活動の重要性が再認識され、大きな反響を呼んでいます。また、I know IBDが掲げる理念は、視覚的な障壁を取り除き、誰もが安心して外出できる社会を目指すものです。
最後に
アッヴィの『I know IBDプロジェクト』の受賞は、IBD患者の生活改善に向けた今後の活動に一層の期待を寄せるものです。アッヴィはこれからも患者支援を続け、疾患への理解を深める活動に取り組みます。社会全体で、IBD患者が安心して過ごせる環境作りに向けた努力が求められる今、各方面からのさらなる賛同が待たれています。