WHO SHOT SCOTTが新EP『BRAIN (SIDE B)』とシングル「U SCARED」を発表！

WHO SHOT SCOTTが放つ新たなアナーキーサウンド

ニュージーランド・オークランドを拠点とするオルタナティブアーティスト、WHO SHOT SCOTT（フー・ショット・スコット）が、待望のニューEP『BRAIN (SIDE B)』をリリースしました。このプロジェクトは、パンクとヒップホップの境界を壊し、反体制的なエネルギーを全開にする作品です。

彼は自身を「アナーキーアーティスト」と称し、音楽業界の同調圧力やルールに反発するためにこのEPを制作したと語っています。その音楽は、人々が不快に感じるほどの強烈なメッセージを持ち、群れに従う理由を問いかけるものです。

この仕事での彼の独自性は、様々なアートや文化からインスピレーションを受けたもので、特にバスキアやデヴィッド・リンチに影響を受けるという幾つかの視点が融合しています。また、彼はシュールレアリズムや過激なサウンドに魅了されており、その姿勢が音楽にもしっかりと反映されています。

反発と革新を求めた制作過程

WHO SHOT SCOTTは自身の音楽スタイルを「贅沢な食事」と称しており、アートを貪るように取り入れ、そのすべてが一つの作品に凝縮されています。このEP『BRAIN (SIDE B)』では、彼の音楽の持つ混沌とした側面が色濃く反映されています。共同制作を手伝ったコナー・プリチャードはそのビジュアルアートの部分でも賞賛されています。彼のビジュアルはEPのメッセージ性をさらに深め、観る者に強い印象を与えます。

例えば、「U SCARED」というトラックでは、WHO SHOT SCOTTが自身の内面の葛藤と社会に対する挑戦を描写しています。この楽曲は、音楽だけでなく映像でもインパクトを与え、視聴者に強いメッセージを伝えます。リンクを利用してぜひチェックしてみてください。

来日公演のお知らせ

さらに、WHO SHOT SCOTTは4月に日本を訪れる予定です。4月11日には吉祥寺で開催される国際音楽ショーケース“MUSIC BRIDGE TOKYO”に出演します。その他にも、4月10日横浜Baysis、14日立川BABELでの公演も予定されています。詳細はこちらを確認ください。

これからの活躍が楽しみなWHO SHOT SCOTT。革新を求めるその姿勢は、間違いなく瞬く間にオルタナティブミュージックの新潮流を作ることでしょう。次世代のアーティストたちにとって、彼はひとつのロールモデルであると言えます。

これまでのキャリアと影響

WHO SHOT SCOTTの音楽の旅は、彼が幼少期にイラクからニュージーランドへ移住したことに始まります。この経歴が彼の音楽に影響を与えており、彼自身の二重アイデンティティが作品に色濃く反映されています。また、彼は音楽制作だけでなく、テーム・インパラなどのアーティストを手掛けるプロデューサーとしても知られています。

これまでのリリースには『MERCY』や『BRAIN (SIDE A)』などがあり、どれも高い評価を受けてきました。最近、ローリングストーンオーストラリアにて、世界的成功が期待されるアーティストの一人として特集されるほどの注目を浴びています。今後もWHO SHOT SCOTTの動向から目が離せません。