日本語力向上の支援プロジェクト
特定非営利活動法人MP研究会(MPKEN)は、外国人住民の日本における生活を安定させ、さらには日本社会全体の負担を軽減することを目指した「楽しい日本語クラス」を開始しました。この取り組みは、特に日本語のスキルが不十分な外国人が直面する様々な課題を解決し、彼らの自立をサポートすることを狙いとしています。
外国人住民の日本語力がもたらす社会的影響
日本で暮らす外国人にとって、十分な日本語能力が欠如していることは日常生活に多大な影響を及ぼします。病院では必要な症状を適切に伝えられず、行政手続きが滞ったり職場でのコミュニケーションに問題が生じたりすることで、さらなるトラブルにつながります。特に、技能実習生や特定技能人材、子育てをする母親たちは、このような問題を抱えがちです。
このような状況を改善するために、MPKENは外国人住民の日本語力向上を『地域社会への投資』と位置づけ、社会全体の負担軽減を目指しています。
初回の募集結果とその反響
2025年10月に行われた初回の登録募集では、なんと3,000名ものベトナム人が参加を希望するなど、生活に直結する日本語教育への強いニーズが表れました。この結果は、外国人住民が直面している日本語学習の必要性を明確に示しています。
クラスの内容と特徴
「楽しい日本語クラス」は、『文法や敬語も大切だけれど、実践的に使える日本語』をコンセプトにして、以下のテーマで展開されます:
- - 病院での受診・症状説明
- - 市役所や区役所での手続き(保険、住所変更、子育て関連)
- - 職場での報連相(報告・連絡・相談)
- - 住まいのトラブル対応
- - 日常会話(買い物、ゴミ出し、近所付き合い)
オンライン形式で実施し、全国の誰でも参加可能です。特に、日本で生活する外国人住民を対象に、生活に必要な日本語を学ぶ機会を提供します。
日本人ボランティアが参加者を支援し、「やさしい日本語」でナビゲートすることで、外国人住民の自立した生活をバックアップします。
日本人ボランティアの参加を呼びかけ
MPKENは、日本語教育のサポートを行うボランティアを募集中です。具体的な活動内容には、オンライン日本語会話の支援やロールプレイ、会話練習のファシリテーションが含まれます。特に初心者も歓迎で、1週間に1度・60分からの参加が可能です。日本語教師の資格は必要ありません。
日本社会の充実のために
MPKENの代表は、日本語力の不足が個人の生活を不安定にし、さらに医療や行政、支援団体に不必要な負担をかけることを強調しています。日本社会の向上に寄与するためには、全ての日本人が協力し合い、外国人住民を支える取り組みが不可欠であると述べています。
この「楽しい日本語クラス」を通じて、MPKENはより良い社会の実現に向けて全力を尽くしていく考えです。