株式会社log build、積水ハウスと提携して進化する建設業
近年、建設業界はテクノロジーの導入が進み、その中でリモート施工管理の需要が高まっています。そんな中、株式会社log build(ログビルド)は、積水ハウス株式会社との強力な業務提携を発表しました。この提携を通じて、ログビルドは生産性向上と業界全体のデジタルトランスフォーメーションを目指します。
資金調達と業務提携の背景
ログビルドは、積水ハウスのコーポレート・ベンチャー・キャピタル・ファンドからの資金調達を実施し、新たに業務提携も結びました。この提携は、建設現場の管理における効率化や品質向上を狙いとしております。現在、建設業界では多くの現場監督が業務に過重な負担を抱えており、それが施工品質や安全管理にも影響を及ぼしています。そこで、ログビルドは遠隔管理プラットフォームを提供し、業務負荷の軽減を図ります。
リモート施行管理の重要性
建設業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するためには、現場管理をテクノロジーでサポートする必要があります。ログビルドは、施工現場の品質・安全・進捗管理をリモートで行えるサービスを提供しており、その中核にあるのが「Log System」です。このサービスは、360度のVR現場空間「Log Walk」や、ノーコードの報告書アプリ「GENBA.R」(ゲンバ dot R)を搭載し、作業の省力化と精度向上を実現しています。
積水ハウスは2024年内に全国の施工現場においてこのプラットフォームを導入し、業務効率のさらなる向上を図る予定です。この連携により、より高度なリモート施工管理が実現し、業界の効率化に貢献することを目指します。
代表 中堀健一氏のビジョン
ログビルドの代表、中堀健一氏は1971年生まれ。建築業界の問題を自身の経験から把握し、2020年にログビルドを設立しました。これまで約30年にわたる業界での経験を生かし、未来の建設業界に必要な仕組みの構築を進めています。多くの建設会社への講演活動も行い、業界のDX化を広めるため日々尽力しています。
会社概要
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設立: 2020年2月20日
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代表者: 中堀 健一
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所在地: 神奈川県横浜市および藤沢市分拠点
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HP:
log-build.com
今後、ログビルドは積水ハウスとの連携を生かし、建設現場の効率化だけでなく、業界全体の課題解決に向けて引き続き取り組んで参ります。イノベーションの力で建設業界の新時代を切り開くその姿に、今後とも注目が集まります。