猛暑に負けない!女性たちのブラジャー離れと新たな選択肢
今年の夏、日本全体が猛暑に見舞われている中で、女性の「ブラ離れ」が一層進んでいるとの調査結果が発表されました。調査を実施したのは、ブラレスウェアブランド「no-bu(ノーブ)」を展開する株式会社キャンプです。この調査は、30代から50代の働く女性を対象に行われ、過半数が自宅でブラジャーを外して快適に過ごしているという驚くべき実態が明らかになりました。
調査の概要とは?
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株式会社キャンプは、働く女性のブラジャーに関する着用実態を把握するため、2025年7月28日と29日の2日間にわたってインターネットを利用した調査を行いました。対象は全国の30代から50代の女性で、合計300件の回答を集めました。
自宅でのブラ着用率
調査結果によると、自宅では37.7%の女性が「基本的にブラを着けない」と回答しました。さらに、「時々外す」という女性を加えると過半数に達します。これは、暑さと締め付け感から解放されたいという思いの表れです。逆に、家で「常に着けている」と回答したのは48.7%に過ぎず、多くの女性が快適さを重視していることがわかります。
在宅勤務の影響
在宅勤務をしている女性の中でも、ブラジャーを一日中着用しない人は35.6%にのぼり、会議の際のみ着用している人を含めると5割以上がノーブラ勤務を実践しています。これは快適さを優先する新しい働き方のスタイルとして定着していると言えるでしょう。
外出時の下着選び
外出時の下着スタイルについては、ワイヤー入りのブラを選ぶ女性は40%程度で、残り56%以上がノンワイヤーやブラトップなどの楽なインナーを選ぶことが明らかになりました。また、ノーブラで外出した経験がある女性は35%にのぼり、その中で6.7%は頻繁にノーブラで外出していると回答しました。
ブラへの不満と夏の影響
「ブラジャー」に関する不満を感じている女性は63%にも達し、その理由は「締め付け」、「肩ひもずれ」、「蒸れ」、「ワイヤーの痛み」など多岐にわたります。特に夏の高温多湿が不快感をさらに増長させる要因となっているようです。68.6%の女性が「できればブラを着けたくない」と感じたこともあると答えており、夏はブラジャーに対する不満が最も強くなる時期であることは間違いありません。
ノーブラへの不安
しかしながら、完全なノーブラでいることには不安がつきまとうことも理解されており、「垂れの心配」や「乳首の透け」など、ノーブラで過ごすことに対する心理的な抵抗感は少なくないようです。特に、自宅での急な来客や配達員に対する気配りが気になるという意見も多く寄せられています。
女性の意識は変わりつつある
今回の調査からは、働く女性によるブラの着用状況が過去とは大きく変化していることが浮かび上がりました。自宅や外出時における快適さを重視する傾向が顕著であり、今後ますます自由な選択肢が求められる時代が来ることでしょう。特に「ノーブラ」という選択肢が広がる中で、ブラジャーは“する・しない”の単純な二択から、シーンや気分に応じて見直すべきものとして扱われるようになると思われます。
新しいブランドの登場「no-bu」
「no-bu」はそんな時代の要求に応える新しいブランドで、締め付け感がなく、出かける際にも着用できるデザインを提案します。特殊な縫製技術を使い、リラックスした着心地を保ちながらも、外出着としても通用するスタイルを実現しています。これにより女性たちはブラを着けずに自然に過ごすことができる新たな習慣を表現することができるのです。
まとめ
猛暑が続く日本の夏、女性たちのブラジャー離れは加速しています。快適さを求める声が高まる中、従来のブラジャーに対して疑問を持たれる機会が増え、ノーブラやノンワイヤーの選択肢が一気に広がっています。女性たちは、自分の体やライフスタイルに合った新しい選択を模索しており、未来の下着事情はますます多様化していくことが予想されます。