変化する消費意識
2024-09-27 17:19:34

支出が増加する中で変化する消費意識と購買意欲に関する調査結果

生活全体の支出と収入の変化



マイボイスコム株式会社が実施した『消費意識』に関するインターネット調査の結果によると、1年前と比べて生活全体の支出が増加したと感じる人は5割を超えました。特に、30代の男性において「やや増えた」と回答する割合が高く、支出の増加が実感される結果となっています。支出が減少したという人は約7%に留まり、41%が支出は変わらないと回答しています。

また、収入の観点から見ると、生活全体の収入が増えたと感じているのは2割弱で、主に若年層に多く見られました。逆に収入が減ったと答えた人は2割強であり、約60%は変わらないと答えています。これらの数値は、経済状況が個人の生活にどのように影響を与えているかを示しています。

金銭をかけるカテゴリー



1年前と比べて、お金をかけている分野は「食品・飲料」が33.7%で最多です。また、旅行やレジャー、外食やグルメにかけるお金も約2割程度に上っています。女性の若年層では、特に「衣料品やアクセサリー」、「美容や化粧品」にお金をかける割合が高いことが分かりました。

一方、多くの人が今年お金をかけたいと思っていてもおぼろげな感情を抱いているようです。約65%が何かを我慢していると答え、29.9%が「旅行やレジャー」、21.4%が「外食やグルメ」を控えている状況が浮かび上がります。女性の10代から40代にかけては、衣料品や美容関連でも我慢している人が多いことも特徴的です。

今後の購買意欲



今後1年間の購買意欲に関しては、高くなると思っている人は1割弱に過ぎず、逆に低くなると考えている人は2割強に達しています。「変わらない」と回答した人は66.9%で、この数字から多くの人が今後の経済状況に対して消極的であることが見て取れます。特に10代から30代では、高くなるという意見が18%〜25%程度あり、低くなると考える人をわずかに上回りました。

消費に関する考え方



消費行動に対する意識調査を見てみると、42%の人が「収入に見合った買い物をするべき」と答え、37.8%は「必要な物かどうかをよく考えてから買う」ことを重視していることが分かります。他にも、「安くて経済的であることを重視する」という意見も多く、経済的理由が消費行動に影響を与えていることが示されています。

このような調査結果は、私たちの消費スタイルや経済に対する意識がどのように変わっているかを解明する貴重なデータとなります。加えて、調査対象者からのコメントも興味深く、長期的な経済不安感に伴う購買意欲の低下が指摘されています。これらの情報は、今後の消費行動を予測する上での重要な素材となるでしょう。


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会社情報

会社名
マイボイスコム株式会社
住所
東京都千代田区神田錦町3-17-11エイハビル5F
電話番号
03-5217-1911

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