N高、最新授業制度や制服デザインを発表。未来の学びを提案！

N高、未来の学びを提案する新制度と制服を発表

学校法人角川ドワンゴ学園が運営するN高等学校、S高等学校、R高等学校は、教育事業発表会を2025年9月3日に行い、新たに導入する授業制度や制服について発表しました。2026年4月から始まるこの新たな取り組みは、これからの教育における価値を大いに反映しています。

進化する授業制度「+ONE授業」

新しい制度として、N高グループは「+ONE授業」を導入します。これは、生徒が自分の目標に沿った個別サポートを受けることのできる新しい授業システムで、専用チケットを使用して受講するスタイルです。これにより、従来は塾や予備校で行っていた学びを校内で完結させることが可能になります。特に、家庭の教育費用の負担や通塾にかかる時間といった問題を解決することを目的としています。

この+ONE授業では、100種類以上の講座が用意されており、基礎科目から専門的な内容まで幅広く学ぶことができます。選べる講座には、英語や数学、プログラミング、デジタルデザイン、資格取得対策などが含まれています。

コストパフォーマンスに優れた学びの提供

+ONE授業のチケットは学園専用アプリ「N Lobby」を通じていつでも購入が可能で、生徒は自由に授業を組み合わせて受講することができます。形態は単発受講のコースもあり、生徒は自分に合った学びのペースや期間を選ぶことができるため、非常に柔軟な学習が実現されています。また、長期パックでの受講は通常よりもお得な設定になっており、自分に適した講座を試してみることも可能です。学びたい内容に合わせてパッケージプランも用意されており、個々のニーズに応えた授業が展開されます。

ZEN大学との連携による新たな可能性

また、N高は今年4月に開校したオンライン大学「ZEN大学」との連携を強化しています。2026年4月からは、高校在学中にZEN大学の授業を履修できる「特別聴講生制度」を開始。生徒は大学レベルの内容を無料で受講することができ、卒業後には最大30単位が認定される予定です。これにより、生徒は早い段階から大学の学びを体験し、学びの幅を広げることができるでしょう。

新たにデザインされた制服の発表

制服についても新たな発表がありました。2026年度から導入されるこの制服は、著名なファッションデザイナーであるコシノジュンコ氏がデザインを手掛けています。コシノ氏は、伝統と革新を融合させたスタイリッシュなデザインを目指しており、全体的に若さや個性を表現しています。N高グループでは、服装に関する校則がないため、いち早くファッションを楽しむことができるという新しい選択肢が提供されます。