フィフスウォール新ファンド
2019-07-18 07:52:03
フィフスウォール、5億300万ドルを調達し不動産テックの新時代を切り開く
フィフスウォールが新たな高みへ
不動産業界において、テクノロジーの導入が進む中、フィフスウォールは2号ファンドの募集を完了し、5億300万ドルを集めたと発表しました。この額は、2017年に実施された初号ファンドの投資金額の2倍以上に相当し、フィフスウォールが不動産ベンチャーキャピタルとして最大規模の資金調達を達成したことを示しています。
フィフスウォールは、世界的な不動産オーナーや運用会社、デベロッパーから5億300万ドルを調達した一方で、これらの投資家はまた、フィフスウォールが出資するスタートアップ企業の重要なパートナーでもあります。これにより、膨大な不動産オーナーのネットワークをファンドに取り込むことで、革新的なテクノロジーにアクセスし、自らのビジネスモデルを進化させる機会を提供しています。
2号ファンドには、前回の参加者である米国内の不動産投資家に加えて、11か国から50以上の大手投資家が参加しました。日本からはケネディクスや三菱地所、シンガポールのケッペル・コーポレーション、米国のCBRE、Cushman & Wakefieldなどが名を連ねています。この結果、フィフスウォールの総運用資産額は10億ドルを超えました。
共同設立者であるブレンダン・ウォレスは、テクノロジー産業と不動産産業の融合が進む中で、フィフスウォールが業界での協業を促進し、変革をリードしていることを強調します。独自のファンドモデルは、投資先企業に対して、新しい技術の導入や知見の共有を提供するプラットフォームとして機能しています。
また、フィフスウォールは、不動産投資家が直面する新技術の採用に関する課題に対処するため、戦略的コンサルタントから成るチームを構築しました。このチームは、新たな技術への投資をサポートし、企業の統合や提携の支援を行っています。近期に進められた投資には、オープンドア、ライム、ヒッポ、VTSなどがあります。
フィフスウォールの活動によって、業界は今までにない変革の波に乗ることが期待されています。ロサンジェルス地域でも最も活発なベンチャーキャピタルファンドとしての地位を確立したフィフスウォールは、従業員数も初号ファンド募集時の8人から30人を超え、新たな成長を遂げています。
不動産業界に革新をもたらすフィフスウォールの今後の展開に注目です。テクノロジーとの融合が進む中で、どのような成果が生まれるのか、業界の変革に期待が寄せられます。テクノロジーを活用した不動産の未来が描かれ、フィフスウォールはその中心で新しい潮流を作り出すことでしょう。
会社情報
- 会社名
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Fifth Wall Ventures
- 住所
- 1410 Abbot Kinney Blvd. Venice CA, USA
- 電話番号
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