「T3R」の新展開
2020-05-12 11:03:21
体感型車両開発を革命するVRドライビングシミュレーター「T3R」の新展開
VRドライビングシミュレーター「T3R」とは?
AZAPAエンジニアリング株式会社は、株式会社アイロックとの提携を発表し、VRドライビングシミュレーター「T3R」の新たな活用方法を展開します。このシミュレーターは、プロレーシングドライバーの技術と最新の3Dフローティングフルモーション技術を組み合わせて開発されたもので、非常にリアルな運転体験を提供します。路面のうねりや振動、重力加速度を忠実に再現し、実際の車両を使用することなく、運転感覚をリアルに体験できるのです。特に新しい展開では、車両設計や評価プロセスに特化した活用が期待されており、車両開発者にとって革新的なパートナーとなることが見込まれています。
車両開発の新時代を切り拓く
「T3R」はこれまで主に体験型シミュレーターとして利用されていましたが、AZAPAエンジニアリングとの業務提携によって、車両開発向けの新しいサービスが開始されました。これには車両設計、評価、さらには性能解析までも含まれており、開発者はリアルなシミュレーション環境を通じて、実際の走行データを仮想空間で再現できます。このプロセスにより、より良い車両設計が行えるようになり、開発サイクルを大幅に短縮することが可能です。
「T3R」のユニークな特徴
「T3R」の最大のメリットは、ドライバーが行う操作データ(アクセル、ブレーキ、ステアリングなど)を高精度で記録できる点です。これにより、実車でのデータをシミュレーター上で再現し、様々な路面条件での車両の挙動をチェックできます。また、官能評価にも対応するため、テストドライバーの感覚を設計にフィードバックしやすくなり、実際の運転感覚を正確に捉えられるのが特徴です。
カスタマイズ可能なシミュレーター
さらに、「T3R」はその柔軟なカスタマイズ性でも注目されています。ドライバーの座席数や内部デザインを変更可能で、使用目的に合わせた設計ができます。また、カーナビやスイッチ類との連携も実現し、視認性、操作性の評価も行えるようになっています。開発中のシートを設置することもでき、乗心地や長時間走行時の快適さもシミュレーションできるため、実車のテストを行う前に様々なシチュエーションを確認することができます。
まとめ
このように、AZAPAエンジニアリングとアイロック社の提携によって、「T3R」は単なる体験型シミュレーターから、車両開発の強力なツールへと進化を遂げつつあります。今後、ますます高度な車両開発が求められる中で、VRテクノロジーを活用した「T3R」の可能性は非常に広がっていくことでしょう。興味のある方は、ぜひ問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。両社のURLをチェックすることで、さらなる情報を得ることができます。
【AZAPAエンジニアリング株式会社】
所在地:愛知県名古屋市
【株式会社アイロック】
所在地:愛知県名古屋市
この新たな提携により、未来の車両開発がどう変わっていくのか、非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
-
AZAPAエンジニアリング株式会社
- 住所
- 愛知県名古屋市中区錦二丁目4番15号ORE錦二丁目ビル3階
- 電話番号
-
052-265-6516