名古屋商科大学国際学部のスピーチコンテスト
2025年12月3日、水曜日に名古屋商科大学の日進キャンパスにて、「第7回日本語スピーチコンテスト」が開催されました。このイベントは、国際学部が主催したものであり、さまざまなバックグラウンドを持つ留学生が参加することで、教育の国際性を体現しています。
多様な参加者
今年のコンテストでは、1年生から3年生までの9名の留学生が発表者として参加し、計約150名のオーディエンスが見守る中で行われました。運営スタッフとしては、国際学部の学生が力を合わせ、協力を通じてコンテストの成功に寄与しました。観客には、他の学生や教職員も多く参加し、国際的なコミュニティの一員としてのつながりを感じられる瞬間となりました。
努力の成果
発表者たちは、専門の日本語指導の教員と共に、約2か月間にわたってスピーチの練習に取り組んできました。本番では、その努力が見事に実を結び、各スピーチが発表されるたびに聴衆が真剣に耳を傾ける光景が広がりました。テーマは、母国の文化と日本の文化の違い、自身の経験から得た教訓など多岐にわたり、それぞれが持つ独自の視点を堂々と表現しました。
会場の反響
参加者たちのスピーチからは、説得力や熱意が溢れ、会場全体がその情熱に包まれました。観客からは「来年は自分も挑戦したい」といった声が聞こえ、学びに対する前向きな姿勢が広まる様子が印象的でした。国際色豊かな学生たちが、互いに学びを分かち合う姿は、まさにこのイベントの趣旨を体現していました。
名古屋商科大学の国際化
名古屋商科大学では、2025年度9月から新たに50カ国から190名の留学生を受け入れ、現在は過去最高となる75カ国から687名が在籍しています。このように様々な文化的背景を持つ学生が集まる日進キャンパスでは、グローバルな学びの場が広がり、学生同士の交流が活発に行われています。
名古屋商科大学の概要
1953年に設立された名古屋商科大学は、国際的なビジネス教育を目指し、国内初の「トリプルクラウン」と呼ばれる3つの国際認証を取得しました。また、現在は5学部と10学科、2つの研究科を設置し、63カ国以上の189校との交流プログラムを運営しています。さらに、ビジネススクールはQS世界ランキングにおいて国内第1位を維持しており、国際性の面での評価も高いことが伺えます。
このように、名古屋商科大学の国際学部が主催するスピーチコンテストは、学生たちの多様な背景を尊重し、国際的な視野を広げる貴重な機会を提供しました。未来のリーダーたちが、ここから新たな一歩を踏み出すことが期待されます。