小笠原敏晶記念財団が文化・芸術分野の助成を発表
公益財団法人小笠原敏晶記念財団は、2025年度の文化・芸術分野に関する助成事業を実施することを発表しました。この助成プロジェクトは、2025年7月15日から9月25日までの募集期間中に行われ、助成総額は1億5千5百万円となる見込みです。
助成対象となる三つのプロジェクト
今回の助成は、現在進行中の状況から見ると貴重な機会であり、特に文化・芸術の分野での多様な活動を支えることを目的としています。具体的には次の三つの助成事業が挙げられます:
1.
調査・研究等への助成
- 募集期間: 7/15~9/25
- 助成金額: 7,000万円
日本の現代美術に関する調査研究活動を支援し、その発展を促します。
2.
現代美術の翻訳助成
- 募集期間: 7/15~9/25
- 助成金額: 1,500万円
日本の現代美術に関連する優れた日本語テキストの英語翻訳を支援し、国際的な評価を高めることを目指します。
3.
令和6年能登半島地震第4次緊急助成
- 募集期間: 7/15~9/25
- 助成金額: 7,000万円
能登半島での地震災害からの復旧を目的とし、被災者支援を行います。
文化・芸術の振興としての役割
小笠原敏晶記念財団は、1986年に科学技術の振興を目的として設立され、以来、様々な助成プロジェクトを行ってきました。2020年には「小笠原敏晶記念財団」として新たに文化・芸術分野の支援もスタートし、今年で6年目を迎えています。この助成を通じて、文化芸術に関わる方々に質の高い支援を提供し、国内外への発展を図っています。
特に、震災や災害による文化遺産の復興は、地域の再生にも不可欠です。元々の文化を支える力は、人々の心を癒し、地域と共に再生を図る重要な要素となります。ただの物理的な復旧だけでなく、心の文化的な支援も同様に重要です。
申請方法と詳細
助成金に関しての詳細は、公式サイトに記載されています。助成金申請の際は、募集要項を確認し、指定期間内に応募を行う必要があります。各助成事業についての詳細な情報は、財団HPおよび情報提供窓口で確認が可能です。
今後の計画
小笠原敏晶記念財団は今後も、文化・芸術分野においての助成活動を強化していく考えであり、9月10日からはさらに別の助成事業の募集を行う予定です。引き続き、幅広い文化の振興とその継承に向けて力を入れていきます。
お問い合わせ情報
公益財団法人 小笠原敏晶記念財団事務局
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