複業クラウド、登録者数10万人突破で挑戦の新たな時代へ
日本の働き方は大きく変わりつつあります。その中で、特に注目を集めているのが「複業」です。複業とは、業務の単位で複数の仕事を持つことを指し、多くの人々が新たなスキルや収入源を得る手段として活用しています。この潮流の中、複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営する株式会社Another worksが、サービス提供開始から約6年で登録者数が10万人を突破しました。この数字は、複業を通じて挑戦を志す多くの人々の証です。
複業を取り巻く環境の変化
複業クラウドの成功には、社会の雇用環境や働き方に対する意識の変化が大きく影響しています。最近では、フリーランスや複業に対する理解が広がり、それが企業側でも社外人材の活用を後押しするメリットとされています。特に、人的資本経営やイノベーション創出の観点で、企業が外部人材に対して前向きな姿勢を示すケースが増えてきています。これにより、複業が一部の特権ではなく、一般的な選択肢として認識されるようになりました。
さらに、令和6年11月にフリーランスの労働環境を保護する「フリーランス新法」が施行予定であり、これは国レベルでの複業推進に寄与すると期待されています。このような法的整備が進む中、個人が安心して複業に挑戦できる基盤が整ってきているのです。
複業クラウドの取り組み
複業クラウドでは、登録者のニーズに合わせた多様なサービスを提供しています。例えば、YouTubeチャンネルでは複業ノウハウを発信しており、登録者数は2.4万人を超え、290本もの動画が投稿されています。ここでは初心者が失敗しないためのヒントや、自力で稼ぐために必要なスキルを紹介しています。
また、2025年度には「複業・業務委託 単価相場表」を公開する予定です。この資料は、複業を希望する個人および受け入れ側の企業や自治体が適切な業務契約を結ぶ際に役立つ情報を提供します。
さらに、「自治体複業アワード2025」を開催することも予定しています。これは、地域貢献を通じて複業人材がどのように役立てるかを評価・応援する試みです。
代表者の思い
Another worksの代表、 大林尚朝氏は、複業クラウドの立ち上げ当初に感じた不安や懸念を語ります。複業を始めるにあたり、多くの人が「何から始めれば良いのか」という壁に直面します。しかし、その一歩が人生を変えるきっかけになるのです。この思いから、複業クラウドは「初めの一歩」をサポートする存在でありたいと考えています。
「複業はただの収入源ではなく、新しいスキルを習得し、自身の可能性を広げ、地域に貢献するための手段」と語る大林氏。彼はさらに、複業が特別な選択肢ではなく、誰もが選べる社会を築きたいと決意を新たにしています。
複業クラウドとは
「複業クラウド」は、複業を希望する個人と企業や自治体をマッチングするサービスです。企業は月額定額で求人を掲載でき、登録者から適した人材を直接見つけることができます。また、成約手数料は発生しないため、企業にとっても低コストでの採用が実現可能です。登録者は無料で利用でき、企業との直接契約ができるため、中間マージンがかからないという利点もあります。これにより、複業の機会を最大化することができます。
企業情報
株式会社Another worksは、2019年に設立され、複業クラウドというプラットフォームを通じて、挑戦を求める人々と各種団体との架け橋を担っています。今後も、その使命を果たすために邁進し、より多くの人々に複業の可能性を提供していくことでしょう。
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