物流倉庫の生産性向上を実現！AGVとプロジェクションピッキングシステムを組み合わせたGTPソリューションが誕生

物流倉庫の生産性向上を加速する革新的なGTPソリューション

近年、物流業界では慢性的な人手不足や大型倉庫でのピッキング作業者の負担増加、流動的な物量増減などが深刻化し、生産性向上と省人化が強く求められています。こうした課題解決に向けて、自動搬送ロボット（AGV）の導入が加速していますが、AGV導入後も作業者の元に商品が届いた後のピッキング作業に課題が残っているのが現状です。

株式会社アイオイ・システムと株式会社ギークプラスは、この課題解決を目指し、AGVとプロジェクションピッキングシステム🄬（PPS）を組み合わせたGTPソリューションの提供を開始しました。

AGVとPPSの連携による作業効率と精度の向上

GTPソリューションでは、AGVが作業ステーションに商品棚を搬送すると、PPSが取るべき間口を光で照らし、作業者にわかりやすく情報を投影します。さらに、PPSにはセンサー機能が搭載されているため、作業ミスをすると音と光で警告することで、作業ミスの防止にも貢献します。

従来、作業者はモニターに表示された情報からピッキングすべき商品を判断する必要があり、時間と労力を要していました。しかし、GTPソリューションでは、PPSによる視覚的な指示により、作業者は瞬時に必要な情報を得ることができ、ピッキング作業の効率化と精度の向上を実現できます。

導入事例：SBS三愛ロジスティクス株式会社

GTPソリューションは、すでにSBS三愛ロジスティクス株式会社の一宮センターで導入され、2023年9月より実稼働を開始しています。導入事例動画では、実際の現場の様子や作業フローが確認できます。

アイオイ・システムとギークプラスによる革新的なソリューション

アイオイ・システムは、物流・製造DXを支援するロジスティクスシステムの開発・製造・販売を行う企業です。PPSは、同社の主力製品の一つであり、デジタルピッキングシステムのパイオニアとして、世界73ヵ国へ供給実績があります。

ギークプラスは、自動棚搬送ロボットを提供する企業で、グローバルで200社/2万台以上の導入実績を持ち、世界シェア首位のユニコーン企業です。日本法人は2017年に設立され、国内でも2,000台以上のAGV導入実績を誇ります。

両社の技術力とノウハウを結集したGTPソリューションは、物流倉庫の生産性向上と省人化に大きく貢献する革新的なソリューションとして、注目を集めています。