新たなシンボル食堂
2025-08-29 10:55:25

横浜創学館高等学校の食堂が新たなシンボルに生まれ変わる

横浜創学館高等学校の食堂が新たなシンボル施設に



横浜創学館高等学校(神奈川県横浜市)が、新たな食堂施設のリニューアルを行いました。このプロジェクトは株式会社オンワードコーポレートデザインがデザインを担当し、2023年9月1日(月)のお昼休みにオープンします。時代の流れと共に少子化が進行する中、私立高校への経済的支援が強化されることも発表されているため、今後の生徒募集競争がさらに激化する予想です。このような状況の中、学校側は魅力的な施設を整備し、生徒に対するアピールを強化しています。

食堂リニューアルの背景


横浜創学館では、食堂を単なる食事の場としてだけでなく、学校の「顔」として機能する空間へと生まれ変わらせることを目指しました。この新施設には学校の生徒会との協力もあり、食堂空間のリニューアルが計画されました。

新しいコンセプト「Voyage(航海)」


リニューアルされた食堂は、「Voyage(航海)」というコンセプトのもとデザインされています。この場所は、平潟湾ヨットハーバーに近い位置にある横浜創学館で学んだ3年間を「船旅」に重ね合わせたものであり、生徒たちの集いの場となることを意図しています。

食堂は、食事を取るだけではなく、自習室やカフェとしても利用できるように設計されており、生徒間のコミュニケーションを活性化させるための新たな環境が整備されています。

施設名「夕照キャビン」


新しい食堂の名称は「夕照キャビン」と名付けられました。この名前は、横浜創学館周辺にある夕照橋と、船に欠かせないキャビン(船室)を組み合わせたものです。生徒代表とともに議論を重ね、「もぐもぐ食堂」や「ビストロ」といった他の候補案もありましたが、最終的にこの名前が選ばれました。呼びやすさとオリジナリティが決め手となりました。

デザインの特徴


この新しい食堂にはいくつかの特徴があります。中心に設けられた「CENTER DECK(甲板)」は、船の甲板を模してつくられており、生徒たちが自然に集まってコミュニケーションを楽しめる場として機能します。また、このスペースはイベント時にも利用可能です。

さらに、中央には大型のシンボル照明が設置されており、これは生徒たちの3年間が人生の羅針盤となることを象徴しています。また、食堂の一角には「ポストイットアート」が設置されており、生徒が自分の思いを貼り付けることで共同制作されるアート作品が登場することになります。

生徒と一緒に生み出す施設


オリジナルの施設ロゴは、錨のデザインと「創学館」の頭文字を組み合わせたものです。生徒会とのディスカッションで生まれた複数の候補から選び出されたデザインであり、学校生活を船旅に重ねさらなる個性が表現されています。

設計者の思い


このプロジェクトに関わったデザイナー鈴木大輔は、平潟湾ヨットハーバーを通じて見た学生たちの生き生きとした姿からインスピレーションを受けたと語っています。新しい空間が学校にとって長年愛される場所となり、夢を実現するための土台となることを願っています。

学校の概要


横浜創学館高等学校は、1958年4月に設立され、横浜市金沢区に位置しています。教育理念に基づき、生徒たちに自己実現の場所を提供することを目指し、これからも進化し続けるでしょう。

まとめ


横浜創学館高等学校の新しい食堂「夕照キャビン」は、単なる食事の場を超え、生徒同士の交流や学びの場として期待されています。新たなシンボル施設として、学校の魅力を引き上げること間違いなしです。


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会社情報

会社名
株式会社オンワードコーポレートデザイン
住所
千代田区 飯田橋 2-10-10
電話番号
03-5226-1333

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