湘南のサスティナブルバッグ
2021-09-16 11:00:13
湘南から生まれたサスティナブルなバッグで環境を守る取り組み
サスティナブル商品の新たな展開
湘南の海を大切にするために設立されたNPO法人湘南ビジョン研究所が、興味深いプロジェクトを開始しました。この取り組みは、使われなくなったヨットの帆をアップサイクルし、トートバッグへと生まれ変わらせるもので、環境問題への意識を高める重要な活動でもあります。
ヨットの帆のアップサイクル
このプロジェクトの特徴は、使用済みのヨットの帆がそれぞれ異なる背景や歴史を持っていることです。一つひとつの帆は、青空の下で大海原を駆け抜けた証とも言える存在。そのため、製品には独特な個性が宿ります。これらの帆が形を変え、ゴミを持ち帰る役割を担うトートバッグ「ルー・ガービッジ」に生まれ変わります。
このバッグはシンプルながら多機能で、特に45リットルのゴミ袋が入る設計となっており、サイズはW40×H44×D25cmです。価格は7,480円(税込)で、販売はROOTOTE GALLERY横浜ジョイナス店や代官山ルーストリート店にて行われています。
環境を守るための新たな一歩
NPO法人湘南ビジョン研究所は、「海を守り、未来をつくる」というスローガンのもと、海岸の環境教育や国際環境認証の推進に力を入れています。今回のバッグの販売は、そうした活動の一環として位置付けられており、特にSDGs(持続可能な開発目標)にも深く関わっています。「14.海の豊かさを守ろう」の達成に向けた具体的な行動として、このアップサイクル事業が位置づけられ、海と環境に対する意識をさらに高めていく狙いがあります。
さらに、今後NPO法人は公共交通機関や商業施設に忘れられた傘をもアップサイクルし、バッグとして再利用する事業も展開していく計画を立てています。企業や自治体への働きかけも行いながら、地域全体が協力して持続可能な社会を目指す姿勢が見て取れます。
湘南の未来を描く
湘南ビジョン研究所は、地域の住民と共に持続可能なまちづくりを進めていくために、環境教育を部門に持つ市民大学「湘南VISION大学」も運営しています。このような教育の場を通じて、次世代に環境問題への意識を根付かせることが目指されています。
特に最近では、環境への配慮が一層求められる時代となっていますが、こうした活動は単なる商品販売にとどまらず、地域のコミュニティ全体を巻き込んだ当然の未来を描美ます。
海を守るための具体的な行動、つまりは「ルー・ガービッジ」の販売と、その背景にある活動が、湘南という地域全体を活気づけながら、持続可能な社会へ向けた意識を高めていくことでしょう。また、これにより多くの人々が湘南の海と向き合い、海洋環境を守る取り組みへと参加してくれることを期待しています。自分自身が手にするバッグを通じて、環境保護のメッセージを広める、そんな新たなライフスタイルが広がることを願っています。
会社情報
- 会社名
-
NPO法人湘南ビジョン研究所
- 住所
- 藤沢市鵠沼桜が岡3-9-27
- 電話番号
-
090-9017-2459