青森発の新たな挑戦
2025-03-31 10:19:45

青森発!廃棄りんごを活用した企業appcycleが経営体制を強化

青森から新たなイノベーションの波!



青森県に本社を置くappcycle株式会社は、廃棄りんごを有効活用したエシカルレザー素材「RINGO-TEX®」の開発で注目を集めるスタートアップ企業です。このたび、元金融庁の地域金融企画室長であった日下智晴氏を顧問に迎え、経営体制の強化を推進することとなりました。

経営体制強化の狙い


appcycleの代表を務める藤巻圭氏は、青森県の豊かなりんご産業を背景に、地域課題解決を使命として事業を展開しています。青森県は国内のりんご生産量の60%を占める「りんご王国」として知られていますが、近年は農家の高齢化や労働力不足も影響し、りんごジュースの製造過程で生じる廃棄物の処理が大きな課題となっています。appcycleでは、そうした廃棄りんごをアップサイクルし、持続可能な社会の実現を目指しています。

日下氏が顧問に就任することで、同社は地域金融機関との連携を強化し、事業のスケールアップや地域活性化を促進する戦略を立案することが期待されます。日下氏は地域金融機関での豊富な経験をもとに、事業性評価やリスク管理のノウハウを活用した支援を行い、企業の成長を加速させる役割を担います。

RINGO-TEX®の魅力


「RINGO-TEX®」は、青森県の廃棄りんごを利用した国産エシカルレザーです。この素材は、廃棄物を73%使用しており、環境への負荷を大幅に軽減しています。また、動物性素材を使用していないため、アニマルウェルフェアにも配慮した、現代の消費者のニーズにも応える革新的な製品です。質感は従来の合成皮革と変わらず、色や香りがなく、加工が容易なため、多くの企業から関心を集めています。

appcycleでは、今後も地域の廃棄物を活用した新たな商品開発を進めるとともに、国内外に向けた展開を計画しています。同社の成長は、青森県の持続可能な発展にも寄与し、地域経済の活性化にもつながるでしょう。

地域金融に対する日下氏のコメント


日下氏は、「地方が課題解決のフロンティアとなり、持続可能な事業を生み出す必要がある」と強調しています。また、appcycleの活動が青森の経済社会を支えるための重要な役割を果たすとし、地域金融機関との連携を通じてよりよい未来の実現を目指す意志を示しました。

appcycleの未来


藤巻氏は、「私たちの夢を叶えるために、関係人口の増加と経営体制の整理を進め、地方ならではの取り組みを続けていく」と力強く語ります。地元のりんごを生かした新たなソリューションは、これからの時代に必要とされる持続可能なビジネスモデルの一つとして、注目を集めています。appcycle社は、これからも地域社会と共に歩み、未来を創造していく企業として期待されています。

【会社情報】
appcycle株式会社は、青森県青森市に本社を構え、2022年に設立されました。環境配慮型の「RINGO-TEX®」の開発・製造・販売を行いながら、地域経済の活性化とサステナビリティの実現を目指しています。これからの活動に要注目です!


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会社情報

会社名
appcycle株式会社
住所
青森県青森市千刈4-2-4
電話番号

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