再放送ウェビナーのご案内
製造業に従事する皆様に重要なお知らせがあります。7月22日に開催された「技術情報が狙われる時代、漏洩はビジネス存続の危機に」というテーマのウェビナーが、好評につき再放送されることが決定しました。このウェビナーでは、技術情報の流出リスクとその防止策について具体的に掘り下げていきます。
技術情報の重要性とリスク
製造業においては、設計図や3D CADファイル、試作仕様書といった技術情報は、企業の競争力を支える貴重な資源です。しかし、サプライチェーンの複雑さや海外拠点の拡大によって、社外とのファイル共有が日常化し、情報漏洩のリスクも増大しています。退職者による情報の持ち出し、クラウドストレージの設定ミス、さらには委託先に対するサイバー攻撃など、従来の境界型セキュリティでは対処しきれない問題が続出しています。
経済産業省のガイドライン
このような状況を受け、経済産業省は最近「技術流出対策ガイドライン」を発表し、企業に対して多層的なセキュリティ管理、および組織的な対策が求められています。情報漏洩は企業の存続を脅かす重大なリスクであり、法令や指針に基づいた的確な対策が不可欠です。
情報流出のリスク
特にリスクが高いのは、外部に一度渡してしまった情報です。一度社外に出たデータがその後どのように扱われるかを把握することは非常に難しく、海外の退職者や外注先を介した取引では管理責任が明確でなくなり、意図しない漏洩や不正利用が発生しやすいのです。現行のウイルス対策ソフトやEDR、ネットワーク制限などでは、人や環境に起因するリスクを完全には抑えられません。
独自の情報防御術
ウェビナーでは、製造現場で実際に導入されている「DataClasys」の活用事例を紹介します。このシステムは、ファイルに暗号化と権限制御を施すことによって、データがどこにあっても「誰に・何を・いつまでさせるか」を管理可能にします。OfficeファイルやPDFだけでなく、CADデータにまで対応し、海外の拠点や委託先でも使用条件を設けることができます。従来の方法では防げないセキュリティリスクを、データそのものに着目することで大幅に軽減できるのです。
参加方法と今後の予定
主催は株式会社データクレシス、協力は株式会社オープンソース活用研究所とマジセミ株式会社です。今後もマジセミでは「参加者の役に立つ」ウェビナーを定期的に開催していく予定です。参加希望の方は、詳細や申込情報を以下のリンクからご確認ください。
詳細・参加申込はこちら
情報漏洩を防ぎ、自社の価値を守るための対策を今すぐに確認しましょう。