エクセルソフト、データプライバシー重視のAIプラットフォーム販売開始
エクセルソフト株式会社(東京都港区)は、著名なAI技術を持つPrediction Guard社(アメリカ、インディアナ州ラファイエット)との販売パートナー契約を結び、「Prediction Guard」を3月12日より販売開始します。このプラットフォームは、プライバシーとセキュリティに特化した生成AIを実現するもので、多くの企業からの期待が寄せられています。
Prediction Guard とは?
Prediction Guardは、Meta Llama 3、Neural-Chat-7B、DeepSeekなどの最先端のオープンソース大規模言語モデル(LLM)を自社プラットフォームでホスティングしつつ、利用しやすいAPIを提供しています。特に注目されるのは、独自の入力検証と出力検証機能を備えている点です。これにより、プロンプトインジェクション攻撃の検出や個人情報のマスキング、さらに事実性や有害性のチェックといったセキュリティ機能をシームレスに統合しています。
これにより、企業は生成AIを活用する際のデータプライバシーとセキュリティの確保が容易になり、多くの悩みを解消できます。エクセルソフトは日本初のPrediction Guard販売パートナーとして、日本語での導入支援を行い、ユーザーがこの革新的なプラットフォームを効果的に活用できるようサポートします。
エクセルソフトとPrediction Guard社の信頼性
Prediction GuardのCEO、Daniel Whitenack氏は、今回のパートナーシップについて「この2年間、私たちは規制産業や機密性の高いユースケース備えた企業向けに、生成AIプラットフォームを革新してきました。エクセルソフトとの協力により、日本市場でプライバシーに配慮した安全なインテリジェンスの提供を進めていくことに非常に期待しています」と述べています。この言葉からも、両社の信頼関係とビジョンが強調されています。
Prediction Guardの特徴
Prediction Guardは人気のLMモデルを私たちのインフラでプライベートに運用できる機会を提供します。
AI開発に伴う新たな脅威から企業を守るため、プロンプトインジェクションやサプライチェーンの脆弱性に対するセキュリティ機能を備えています。
開発者はデータを既存のシステム内に保持しながら、LangChainやLlamaIndexなどと組み合わせることが可能です。
誤情報や有害な出力、個人情報の漏洩を防ぐための厳重な検証機能を提供しています。
価格とサービス
Prediction Guardは、年間サブスクリプションモデルで提供されており、顧客のニーズに合わせて個別に料金が設定されます。お問い合わせを通じて、評価や見積りをお願いできます。日本円での請求書処理強化や、日本語でのトレーニングサポートも行っており、ユーザーの利便性を追求しています。詳細はエクセルソフトの公式Webページ(
https://www.xlsoft.com/jp/products/prediction_guard/index.html)をご覧ください。
エクセルソフト株式会社について
エクセルソフトは、東京都港区に拠点を置くグローバルなソフトウェアディストリビューターであり、多様なソフトウェアを提供する企業です。ソフトウェア開発ツールを中心に、AIプラットフォームやセキュリティソフト、プロジェクト管理ツールなど、IT環境に必要な幅広い製品を取り扱っています。また、言語のローカリゼーション業務も手がけており、世界中のユーザーのに対応しています。