焚き火とともに地元の灯台を楽しむ「灯台ホリデイ」

地元の灯台を堪能する「灯台ホリデイ in 野間埼灯台」

2024年11月23日、愛知県美浜町に位置する野間埼灯台で、特別なイベント「灯台ホリデイ in 野間埼灯台」が開催されました。このイベントは、参加者が燈台の風景を楽しむことを目指しており、さまざまなアクティビティが用意されています。特に、アウトドアチェアに腰掛けてリラックスしながら焚き火を楽しむスタイルが特徴です。地域の魅力を再発見するこのイベントは、参加者にとって特別な体験となりました。

イベント概要

「灯台ホリデイ」では、参加者が海と灯台という絶景の下でゆったりと過ごすことができる多くのアクティビティを提供しました。具体的には、野間埼灯台に登り、灯台の高さからの景観を楽しむことができました。また、参加者には「灯台パスポート」が配布され、近隣の飲食店やお土産屋で特典を楽しむことができるという嬉しいサービスもありました。

さらに注目されるのは、灯台の上からのお菓子まきイベントです。このアクティビティには選ばれた参加者が灯台に登り、そこからお菓子をまくという特別な経験が待っています。このようにして、灯台を訪れる人々に新しい楽しみを提供する機会に恵まれました。

記念プレートの完成式典

イベントの一環として、野間埼灯台の記念プレート完成式典も同時に執り行われました。このプレートは、2022年に登録有形文化財に指定されたことを記念してのもので、多くの地域の重要な歴史を象徴しています。式典では、海上保安庁の代表や、美浜町の町長をはじめとした関係者が挨拶し、灯台の重要性を改めて認識する機会となりました。

この式典においては、知多半島の魅力を広める「知多娘。」が司会進行を務め、地域のつながりを強化する役割を果たしました。

野間埼灯台の歴史と役割

野間埼灯台は大正10年に初点灯し、愛知県内で最も古い灯台です。その歴史は、名古屋港の発展と共に歩んできたもので、現在でも重要な役割を果たしています。灯台は、外洋から名古屋港へと船を導くための指針として利用されており、戦後の日本経済成長にも寄与してきました。最近では、一般社団法人美浜まちラボによって、月に数回開放され、地域住民や観光客が訪れる場となっています。

参加者の体験談

イベント中、多くの参加者が焚き火で温まりながらドリンクを楽しみ、そのリラックスした姿が印象的でした。また、テントサウナも人気を博し、参加者は海に向かって飛び込む様子が見られました。サウナを体験した方々からは「楽しい時間を過ごしました」という声も上がり、イベントの成功を裏付けています。

今回は、SNSを通じて訪れた方々が多く、新たに灯台が登れることを知った人が増えたことを実感しています。今後もこの灯台の魅力を広く発信し、新たな訪問者を迎えることを目指していきます。