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カインズ、大津市と災害時物資供給協定を締結

2025年9月1日、株式会社カインズは滋賀県大津市と「災害等における生活物資の供給協力に関する協定」を締結したことを発表しました。この協定の目的は、地震や水害などの各種災害時において、被災住民への迅速かつ円滑な物資供給を行うことにあります。

災害発生時におけるカインズの役割は重要です。大津市からの要請を受けて、同社の物流拠点から食料、飲料水、生活必需品、ペット用品などを供給します。さらに、県内にあるカインズの甲賀店や彦根店、その上2025年秋にオープン予定の堅田店からも、実情に応じた物資供給が行われる予定です。これにより、避難生活を強いられた人々の生活必需品を支援し、困難な状況を乗り越える手助けをする意図です。

今回の協定締結は、カインズが2021年10月に策定した「くみまち構想」の中でも、防災や災害対応を優先的な取り組みとして位置づけていることに基づいています。カインズはこの構想を通じて、全国の自治体と連携し、地域の防災能力を高めるための努力を続けています。今回の大津市との協定の締結により、カインズが協力する自治体に関する協定の数は242件に達しました。

「くみまち構想」とは、地域社会の皆さんが自立し、相互に支え合う「地域社会」を実現することを目指しています。この構想では、店舗やその従業員が地域の課題やニーズに対して敏感に反応し、困りごとを共に解決するための協力と共創を促進します。カインズは「商業を通して社会の発展に貢献する」という創業以来の理念を大切にしつつ、地域の生活を豊かにするための取り組みを続けています。

カインズとは

株式会社カインズは、1989年に設立されて以来、ホームセンター業界で成長を遂げてきました。現在では、29都道府県に258店舗を展開し、「くらしDIY」をブランドコンセプトに掲げ、地域に必要な商品やサービスを提供しています。親切心（Kindness）と創意工夫を大切にし、顧客一人一人の日常生活を豊かにする取り組みが評価されています。

2025年2月末時点での従業員数は13,486名に達し、258店舗の内訳は、247店舗のカインズ（別館を含む）、3店舗のStyle Factory、8店舗のC'z PROとなっています。また、公式サイトを通じてオンラインでも商品を販売し、顧客のニーズに応えています。

今後もカインズは、地域との結びつきを大切にしつつ、防災や災害対応の取り組みを通じて「まちのライフライン」としての役割を一層強化していく方針です。地域の安心・安全を確保するため、カインズはこれからも長期的な支援を進めてまいります。

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