飛騨のヒーロー、宿儺
2021-08-17 16:45:31

両面宿儺を飛騨のヒーローとして広くPRするプロジェクト

両面宿儺を広めるプロジェクト



最近、両面宿儺というキャラクターが注目を集めています。この伝説の人物は岐阜県飛騨地域の英雄として語り継がれており、地域の文化と歴史を象徴する存在でもあります。今この両面宿儺を世界に紹介しようという新たなプロジェクトが始動しました。このプロジェクトは地元の子供たちに両面宿儺の物語を知ってもらうことからスタートします。

プロジェクトの背景


両面宿儺は、日本書紀にも登場する異形の英雄であり、飛騨地方を開拓したとされています。地元の人々の間では崇拝され、彼の存在は長い間地域の誇りとなっています。このプロジェクトは、両面宿儺を広く知ってもらう目的で地元有志によって立ち上げられました。主に子供たちにこの物語を伝えることで、地域のアイdenティティを再認識し、次世代に受け継ぐことが主な目的です。

プロジェクト概要


飛騨高山の振興を目指すこの委員会は、「地域の子供たちに伝えることが町おこしの第一歩である」との理念のもと、マンガやお菓子を無償で配布します。この活動資金は、クラウドファンディングで募ることになっており、目標金額は1,000,497円(497はスクナにちなんだ数字です)。プロジェクトは8月17日から9月10日まで実施され、All or Nothing方式での受け付けとなります。

リターン品には、感謝の手紙やオリジナルイラスト、マンガ『両面宿儺』の単行本、さらには宿儺かぼちゃなどが用意されています。

物語のあらすじ


このプロジェクトに基づくマンガ『両面宿儺』の物語では、主人公タンが飛騨地域で生まれ育ち、父の意志を引き継いで民を守るために戦う姿が描かれています。彼は成長する過程で名前が転じ、やがて「両面宿儺」と呼ばれるようになります。物語を通じて、勇気や仲間、自然への感謝の心といった地域の特性が強調され、飛騨の文化が色濃く表現されています。

地域の特産を取り入れたお菓子


プロジェクトでは、飛騨地方の特産を使用した「スクナの味」と名付けられたお菓子も開発されています。米粉やトマト、ほうれん草、宿儺かぼちゃなどを使用した、アレルギーへの配慮もされた蒸し菓子です。甘さ控えめで素材の風味を大切にしたこのお菓子は、地域の子供たちにも喜ばれています。製作担当は、子供たちに優しいお菓子作りを行う岸川友希さんです。

両面宿儺委員会の活動


飛騨高山両面宿儺委員会は、伝説の英雄を通じて地域の文化を広め、住民の誇りを高める活動を行っています。委員会は12名で構成されており、地域の人々や様々な団体と協力しながら、観光資源の開発や地域振興に寄与することを目指しています。

両面宿儺の魅力を通じて、多くの人々に飛騨の素晴らしさを知ってもらい、地域の活性化に結びつけたいという思いが込められています。このプロジェクトを通じて、地域の子供たちに希望を与え、新たなる飛騨の未来を築くための第一歩を踏み出すことを期待しています。

会社情報

会社名
飛騨高山両面宿儺委員会
住所
高山市松之木町202-19
電話番号
0577-57-8020

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。