リョーサン菱洋ホールディングスが「ビジョン・コンソーシアム」に参加
エレクトロニクス商社のリョーサン菱洋ホールディングス株式会社は、視覚障がい者に関連する課題の解決を目指す「ビジョン・コンソーシアム」に新たに参画したことを発表しました。このコンソーシアムは、視覚障がい者と晴眼者の架け橋となり、よりインクルーシブな社会の実現を図るため設立されました。
「ビジョン・コンソーシアム」とは?
現在、日本国内には約31万人の視覚障がい者がいるとされています。視覚障がいには先天的な全盲だけでなく、後天的に見えづらくなる方々も含まれます。これらの障がいは、個人によって異なるため、支援やケアの方法も多様化しているのが現状です。残念ながら、視覚障がい者に対する理解や認識は低く、十分な社会的支援環境も整っていません。
「視覚障害者と社会の懸け橋となる」という理念の下に設立された「ビジョン・コンソーシアム」は、毎日新聞社を中心とする企業や団体、メディアが一丸となり、視覚障がい者の支援に取り組んでいます。公式サイトでは、活動内容や参加企業の情報が掲載されています。
リョーサン菱洋ホールディングスの参画目的
リョーサン菱洋ホールディングスは、サステナビリティを基盤にした企業運営を目指し、社会的な信頼を築くためのコミュニケーションを強化しています。過去には、スポーツ振興や地域活動への支援、災害復興や海外医療サービスの提供など、多々にわたる社会貢献活動を実施してきました。
このたびのビジョン・コンソーシアムへの参画は、視覚障がい者の方々が直面する課題に対処しつつ、DEI(多様性、公平性、包括性)を推進していく新たなステップです。企業として、「見えない」「見えづらい」世界を晴眼者に体験させる機会を提供し、視覚障がい者と晴眼者が楽しく交流する場を設ける活動を支援します。
また、他の会員企業との協力により、視覚障がい者支援につながるソリューションの企画や展開も行う計画です。この取り組みを通じて、多様性を認め合えるインクルーシブな社会の実現に向けた貢献を果たしていきます。
リョーサン菱洋ホールディングスについて
リョーサン菱洋ホールディングス株式会社は、リョーサンと菱洋エレクトロの経営統合により2024年4月1日に誕生しました。「お客様のニーズにお応えし社会に必要とされる企業になる」をグループビジョンに掲げ、お客様の期待を超える多様なビジネス展開に取り組んでいます。
今後の展望
今後、リョーサン菱洋ホールディングスは「ビジョン・コンソーシアム」の活動を通じて、視覚障がい者の方々がより良い生活を送るための支援を強化していく方針です。これにより、視覚障がい者とその周囲の人々が共に理解し合い、協力し合う社会の実現へ向けて、一層の努力を継続することでしょう。
リョーサン菱洋ホールディングスの活動に関心のある方は、Webサイトをチェックし、その進捗を見守っていきましょう。