NFTと農業体験の融合
2023年9月9日、面白い取り組みが開催されました。合同会社ナナタクが運営するNFTプロジェクト「Tokyo Alternative Girls」(略称TAG)と、農業DAOの「Tomajo」が協力し、自然豊かなこころん自然農園にて「TAG Farm」のイベントが大盛況を収めました。このイベントは、NFTを保有している参加者に農業体験を無償で提供するという革新的な試みです。
当日は、多くのNFT保有者が集まり、稲刈りなどの農作業に参加しました。さらに、参加者にはTomajoが発行する特別なNFTも1枚プレゼントされるという嬉しい特典が用意されています。このイベントは、単なるオフラインの開催に留まらず、農業体験を通じて商品開発に関われる機会を提供しています。
稲刈りの作業はNFT保有者と運営チームが一緒に行い、その成果を使ったWeb3の販売イベント「にんけっと2023」が2023年10月7日に開催されます。公式サイトでのオンライン販売も決定しており、NFTが新たな形での農業支援や地方創生につながることが期待されています。
ユニークな農作物「キヌヒカリ」
参加者が手掛けたお米は、ブランド名が「キヌヒカリ」。この品種は、さっぱりとした食味と香りが特徴で、その栄養価も高いのが魅力です。具体的な特徴は以下のとおりです。
- - さっぱりとした淡麗系の味わい。
- - 白米を普段と同じ水分量で炊けるため、手間いらず。
- - 食物繊維が豊富で、腸内環境が整ったとの声も。
このキヌヒカリは、9月30日からオンラインで販売が開始される予定で、価格は0.0077ETH(送料込み)となっています。購入者にはTAGのオリジナル画像付きSBT(転送転売不可のNFT)が付与され、実際に「2合」のお米が届けられる仕組みになっています。
取り扱いサイトは、
こちらにてご確認いただけます。
購入者特典満載
さらに、SBTの購入者には特典として、今後の商品購入時に割引が適用されるほか、他プロジェクトのNFTを優先的に購入できる権利の抽選確率が上がるなど、魅力的な特典が用意されています。
この取り組みは、リアルな体験を通じてDAOの仕組みやNFTの可能性を広げる新しい事例として注目を集めており、農業関係者やWeb3のビジネスモデルにも新たな道を示すものとなります。今後、このイベントがどのように進化していくのか、多くの人々がその行く末を楽しみにしていることでしょう。