令和7年一級建築士試験の設計製図試験、合格者決定

令和7年一級建築士試験「設計製図の試験」の合格者発表

国土交通省は令和7年10月12日に実施された一級建築士試験の「設計製図の試験」において、合格者を決定したことを発表しました。今回の試験では、受験者数が11,381人で、合格者は3,988人、合格率はなんと35.0%にも達しました。

試験の実施と合格者数

一級建築士試験は、建築士法に基づき、国土交通大臣が指定した試験機関である（公財）建築技術教育普及センターによって行われています。今回の試験は、幅広い建築技術や設計の専門知識を測る重要な機会であり、多くの受験者が挑戦しました。

学科試験と設計製図試験に分かれており、学科試験の受験者数は27,489人で、合格者数は4,529人、合格率は16.5%でした。全体を通じた実受験数は合計35,127人、合格者数3,988人と、合格率は11.4%です。

この試験は、建築業界における重要な資格の一つであり、合格することで専門家としてのキャリアを築くことができます。受験者は、厳しい試験に挑むことで高いスキルを身につけられ、今後の建築業界での活躍が期待されます。

合格通知について

合格者の受験番号に関する詳細は、（公財）建築技術教育普及センターの公式ウェブサイトにて発表されます。また、合格した方には合格の通知が、逆に不合格者には不合格通知及び成績の情報がマイページにて通知されます。

合格・不合格に関する問い合わせは、（公財）建築技術教育普及センターの専用ダイヤルにて行うことができます。ただし、試験問題の内容や個人の評価に関する質問には一切答えられないとのことですので、注意が必要です。

試験の意義と今後の展望

一級建築士試験は、建築分野における専門的な知識と技術を証明するものであり、合格することで得られる信頼性は非常に高いです。これからの建築業界は、より高度な技術や知識が求められる時代に突入していくでしょう。

合格者の皆さんには、今後の建築業界で積極的にその知識を生かしていただきたいですね。新たな建築士として活躍されることを心より期待しております。

また、来年の試験に挑戦する受験者に向けて、今後も試験の準備に励んでほしいものです。