桐生市が新たな観光体験を提供
桐生市は、地方創生の一環として、待望のGPS&ARを活用した街探索型観光ゲーム「2116 feel and color」を開始しました。このプロジェクトは、政府が推進する地方の活性化や観光振興に貢献することを目的としています。
地方創生の背景
日本全体で進められている「地方創生」の流れの中、地方自治体が自らの地域戦略を考え、雇用の創出や人の流れを活発にする取り組みが求められています。政府は観光産業を成長戦略の柱と位置づけ、地方の魅力を見つけることで、訪日観光客の増加を目指しています。
桐生市は、群馬県の一部で、重要伝統的建造物群を有する地域です。これらの資源を効果的に活用し、地域を盛り上げる目的で「2116 feel and color」プロジェクトが立ち上がりました。
新しい観光ゲームの概要
「2116 feel and color」は、未来を舞台にした街探索型のGPSゲームです。ユーザーのスマートフォンが設置されたセンサーと連動し、ストーリーが進行します。このゲームは、実写映像やプロジェクションマッピングの技術を取り入れた体感型アトラクションが特徴です。また、ゲームを通じて桐生の魅力を楽しみながら学ぶことができる内容となっています。
ゲームの開催期間は2017年の1月から3月までの間で、ゴール地点に設定されている北幼稚園跡地は、平日は10時から15時、土日祝日は10時から16時の間で入園可能です。詳しい情報は公式サイトで確認できます。
公式サイト
スマホアプリ観光ガイドサービス
さらに、桐生市ではスマートフォン用の観光ガイドアプリも提供されています。このアプリは無料で利用でき、地元の観光ポイントを案内し、実際の店舗に足を運ぶことでお得なクーポンも手に入れることができます。
アプリでは、以下の3つのコースが紹介されています:
1. 桐生の織物産業の歴史を体験するコース
2. 新しさとレトロなスポットを巡るコース
3. 大正・昭和の歴史的写真から巡るコース
これらのコースを通して、訪れる人々に桐生の文化や歴史を深く理解してもらう機会が増えます。アプリは
こちらからダウンロードできます。
プロジェクトの意義
桐生市は、このプロジェクトによって地元の魅力を最大限に発信し、観光客を増やすとともに、市内の商店街の活性化にも繋げていくことを目指しています。地域内外での人材の有効活用や、地域経済の発展を期待されています。
また、事業実施には地域のNPO法人や商工会議所、IT関連企業などが協力しており、一体となって桐生市を盛り上げていく体制が整っています。これは、桐生市に集まる銘品やサービスを提供するための基盤となるでしょう。
お問い合わせ先
この新しい試みに関するお問い合わせは、ゲームクリエーターである殿岡康永氏やNPO法人キッズバレイが担当しています。様々なサービスに関する質問があれば、ぜひ情報センターまでお気軽にご連絡ください。
電話:0277-46-7486 / メール:
[email protected]
桐生市が展開する「2116 feel and color」は、地方の魅力を再発見し、楽しむ新しい観光体験を提供しています。この機会にぜひ桐生の街を訪れて、その魅力を感じてみてはいかがでしょうか。