名古屋初の学生スタートアップと老舗企業がコワーキングスペースを開設

名古屋初のコワーキングスペース開設

名古屋市に誕生する新しいコワーキングスペース「Voltage名古屋」は、老舗のパッケージ製造会社と京都大学の学生ベンチャー企業が手を組んで実現したプロジェクトです。このコワーキングスペースは『意志ある共創』をテーマに掲げており、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が集い、対話を通じて新しいアイデアとイノベーションを生み出していくことを目指しています。

コワーキングスペースの魅力

本施設では学生、スタートアップ企業、民間企業、大学、金融機関、行政などが結びつき、地域創生のためのエコシステムを構築していくことを目指しています。特に、テレワーク環境の完備や法人登記のサポート、起業支援を行うなど、働く人々の多様なニーズに応えられる体制が整っています。

内覧会の開催

「Voltage名古屋」のオープンは6月21日ですが、その前に6月13日、19日、20日の3日間で内覧会が開催されます。これにより、実際に施設を体験し、コワーキングスペースの利便性や機能性を確認することができます。興味のある方は、公式ウェブサイトから申し込みが可能です。

連携の背景

この施設の設立には、64年の歴史を持つ大和グラビヤ株式会社と、京都大学の学生が設立した株式会社VMKの理念の共鳴があります。今回のコラボレーションを通じて、両者は時代の変化に柔軟に対応し、新しい挑戦を続けることができると信じています。このような学生との関わりが、企業の視野を広げるだけでなく、新たな課題解決や共創の可能性を生むと期待されています。

施設概要

「Voltage名古屋」は、金山駅から徒歩1分という絶好の位置にあります。周辺には金融機関や大型ショッピングモール、飲食店などが揃っており、利便性の高い環境が整っています。施設の設備としては、Wi-Fi、フリードリンク、会議室、個室、複合機、ロッカー、ホワイトボードなどがあり、快適な作業環境を提供します。

コワーキングエリアのバリエーション

コワーキングスペースには、オープンな作業エリアの他に、オンライン会議に対応できる個室や、最大10名が利用できる会議室も完備されています。壁に設置された大型モニターやホワイトボードは、クリエイティブな作業をサポートし、会議がスムーズに進行できる環境となっています。

起業希望者への支援

また、法人登記が可能なため、起業を希望する方にはバーチャルオフィスとして利用できる他、士業の紹介や法人登記のサポートなども行われます。これにより、安心して新たなビジネスをスタートさせることができます。

まとめ

「Voltage名古屋」のオープンによって、名古屋市は地域創生に向けた新たなイノベーションの拠点を手に入れることになります。学生やスタートアップ企業が持つ新鮮な視点と、老舗企業の豊富な経験が交わることで、どのような変化が生まれるのか、今後が非常に楽しみです。多くの人が集まり、新たな価値を共に創造するこの空間に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。