自動連携がもたらす業務効率化 - DataSyncer フォーム to kintone
2025年6月24日、クラフテクス株式会社が新たにリリースした「DataSyncer フォーム to kintone」は、Webフォームからの通知メールを解析し、kintoneへ自動的に登録するという画期的なサービスです。この連携により、従来の手間を大幅に軽減し、業務の効率化が進むことでしょう。
既存のフォームをそのまま活用
従来、Webフォームとkintoneを結びつける際には、フォーム自体を新たに作成し直す必要がありました。しかし、「DataSyncer フォーム to kintone」を利用すれば、既存のフォームをそのまま使うことが可能です。これにより、現場の負担を軽減し、開発も不要となるため、導入のハードルが非常に低くなります。
業務現場の課題を解決
多くの企業がkintoneを業務改善の基盤として採用していますが、外部Webフォームとのスムーズな連携にはさまざまな課題が存在していました。例えば、フォームURLの変更に伴うリンクの修正や、デザイン変更によるユーザー体験の低下、さらに外部サイトからの通知メールの手動転記などが求められることが多かったのです。「DataSyncer フォーム to kintone」は、これらのストレスを解消します。
簡単な導入と設定
「DataSyncer フォーム to kintone」では、通知メールのサンプルと、連携したいkintoneのフィールド情報を専用のフォームから提供するだけで、連携が開始できます。AIが自動的にメールの内容を解析し、必要な設定を行いますので、特別なスキルや知識は必要ありません。
手間なく連携開始
手続きもシンプルで、通知メールの宛先を「DataSyncer フォーム to kintone」が発行した専用メールアドレスに変更するだけで、自動連携がスタートします。これにより、従来の手動作業から解放され、業務の生産性を向上させることができます。
業種を問わず活用可能
このサービスは、コーポレートサイトの問い合わせ連携から不動産・中古車などの外部ポータルサイト、さらにセミナー・資料請求フォーム、ECサイトの注文管理など、さまざまな業務シーンで幅広く利用されています。
導入事例
- - 建築設計ソフトウェア事業者:Web集客用のフォームメーラーへの申込情報をリアルタイムでkintoneに登録し、業務の運営負担を軽減しました。
- - BPO事業者:ポータルサイトからの通知メールを自動で登録する仕組みを導入し、手動転記をほぼゼロに。これにより、ヒューマンエラーを防ぎつつ、顧客への迅速な対応が可能となりました。
特徴と価格
「DataSyncer フォーム to kintone」の主な特長としては、既存の通知メールをそのまま活用できること、ノーコードでの簡単導入、柔軟なデータマッピングが挙げられます。価格は初期設定費用が10万円、年額が12万円(税別)と、企業にとっても手頃な設定となっています。
未来への展望
クラフテクス株式会社は今後も、「kintone × データ連携」の領域に特化した製品開発を進め、さまざまなサービスとの連携を強化することで、中小企業のDXを後押ししていく計画です。フォーム通知メールだけでなく、CSVファイルやIoTデバイスからのデータもスムーズに連携できる未来が期待されます。
この革新的なサービス「DataSyncer フォーム to kintone」によって、今後の業務プロセスがどのように変化していくのか、その動向に注目です。