REMAREのアップサイクルプロジェクト
株式会社REMARE(以下、REMARE)は、新たな取り組みとして企業から発生する廃棄プラスチックを再利用した什器を早稲田大学の「GCC Common Room」に導入しました。このプロジェクトには、第一三共ヘルスケア、Hamee、イトーキ、コクヨ、カンロ、三菱電機など多くの企業が素材を提供しており、それぞれの廃材が具体的な形で再生され、大学の公共空間に活用されています。
廃棄プラスチックの再利用
企業活動から発生する廃棄プラスチックは、その特性から再資源化が難しいとされ、従来は焼却や埋立てに回されることが一般的でした。しかし、REMAREは独自の技術により、これらの廃棄物を再利用できる素材として再定義し、ベンチやカウンター、テーブルなどに生まれ変わらせました。特に、受付カウンターにはカンロの飴の包装材が使用され、視覚的にも豊かな空間が創出されています。
複合材料の活用
本プロジェクトで用いられた廃棄プラスチックは、医薬品の包材やスマートフォンカバー、電子基板の端材など多岐に渡ります。このように、様々な企業から提供された廃棄物が、ひとつの空間に集積されることで、持続可能な社会の実現を目指すものとされています。REMAREが進めるこのプロジェクトは、企業の努力が大学を通じて社会に還元される新たなモデルを作り出し、実際の使用を通じて温室効果ガス排出削減に寄与します。
社会との接点を生む空間
「GCC Common Room」は早稲田大学の設計思想を反映した共創空間であり、地域の人々や来訪者が集まることを意図しています。大きなホワイトボードウォールや開放的な構成により、学生だけでなく地域住民との対話を生み出す場ともなっています。この空間にREMAREの取り組みによる什器が設置されることで、企業と大学、そして地域社会のつながりが新たに形成されました。
企業とのコラボレーション
このプロジェクトは、企業の廃棄物削減だけでなく、持続可能性を高めるための可視化も目的としています。REMAREは企業と協力し、廃棄プラスチックの新たな活用方法を探求し続けています。循環型社会の実現に向け、大学という公共空間への再利用が進むことで、今後もさまざまな社会的価値が生まれることが期待されます。
REMAREの今後の展望
REMAREは、「燃やさず、埋め立てず」の信念の下、廃棄プラスチックの新たな活用方法を模索するだけでなく、社会への実装も進めています。今後も多様なパートナーと連携し、持続可能な循環の仕組みを支援し続ける考えです。このプロジェクトは、企業、大学、建築家が連携し、真の循環型社会を形成するための第一歩となっています。