猫を愛する人たちが集う「ネコ市ネコ座」
2023年8月5日と6日の二日間、愛知県名古屋市の吹上ホールにて、日本最大級の保護猫イベント『ネコ市ネコ座』が開催されます。このイベントは、猫の保護と里親募集を目的としたもので、さまざまな活動やブースが設けられ、多くの猫好きが集まることが予想されます。
今回の目玉となるトークショーには、イラストレーターであり、株式会社nancocoの代表を務めるオキエイコさんが登壇します。オキエイコさんは、社名や自身が製作した『ねこヘルプ手帳』を通じて「猫を残して死ねない問題」について多くの人に訴えかけています。
オキエイコさんと河瀬麻花さんの対談
オキエイコさんと共にトークショーを務めるのは、株式会社ネコリパブリックの代表、河瀬麻花氏です。河瀬氏は、日本の猫の殺処分をなくすことを目指し、全国に猫カフェを展開しています。両者は、保護猫の未来を語り合い、その活動の重要性について参加者と意見を交換します。このテーマは、現在多くの猫飼いが直面する課題でもあり、非常に興味深い内容です。
「ネコ市ネコ座」の目的と魅力
『ネコ市ネコ座』は、楽しみながら猫助けをすることをテーマにしており、参加者は保護猫に関する知識を得るチャンスもあります。また、会場内ではさまざまなブースが設置され、保護猫の里親探しや里親支援、商品販売など多岐にわたる活動が展開されています。特に、『ねこヘルプ手帳』や関連グッズを販売するネコリパブリックのブースも見逃せません。
『ねこヘルプ手帳』の目的
オキエイコさんが手がけた『ねこヘルプ手帳』は、緊急時に猫の存在を周囲に通知するための重要なドキュメントです。この手帳には、猫のワクチン接種情報や食事、アレルギーの詳細を記入することができ、飼い主自身の安心を提供します。この手帳が生まれた背景には、猫を飼う人なら誰もが考える「自分に何かあったとき、愛猫はどうなるのか?」という不安があります。オキエイコさんは、その不安を解消するために、この手帳を開発しました。実際に、発売前から多くの予約が入るほどの人気商品となっており、すでに4000部以上の販売実績があります。
素晴らしい協力と寄付活動
また、オキエイコさんは、手帳の販売による収益の一部を日本動物愛護協会に寄付しています。2022年には3280冊分、164000円を寄付し、動物保護活動の一環として、その重要性を高めています。このような活動は、多くの猫飼いの共感を呼び、保護猫への理解を広げる助けとなっています。
イベント概要
『ネコ市ネコ座』の参加方法は非常に簡単。前売りチケットは1200円(税込)、当日券は1650円(税込)で販売され、入場が可能です。前売りを購入すると、当日の入場もスムーズに行えます。イベントの詳細は公式サイトをご覧ください。
- - 日時: 2023年8月5日(土)11:00〜17:00、8月6日(日)11:00〜16:00
- - 場所: 名古屋中小企業振興会館吹上ホール第1ファッション展示場
- - URL: 名古屋吹上ホール
まとめ
このような取り組みを通じて、保護猫の問題や動物愛護への意識を高めることは、私たち全員の未来にとって大切なことです。ぜひ、この機会に保護猫を支えるための活動について学び、行動に移してみましょう。参加者同士が互いに知識を深め合える素晴らしい機会になることでしょう。