Oisixが打ち出す新たな挑戦
Oisix・ラ・大地株式会社が新たに提案するのは、流通に乗らない野菜の部分を活かすことです。2025年2月13日から、静岡県産のブロッコリーの脇芽である2番果を使った新商品「甘みがぎゅっ!ブロ次郎」が登場します。この新商品は、収穫の際に切り捨てられてしまうブロッコリーの脇芽を有効活用することにより、家庭への野菜供給と農家の収入向上を図るものです。
高騰する野菜価格への一策
昨今、天候不順により野菜の市場価格が高騰しており、キャベツや白菜、ブロッコリーなどが平年を上回る価格となっています。このような経済的背景の中、Oisixは「野菜の未利用部分」を積極的に商業化し、消費者が手に入れやすい価格で提供する試みを進めています。「甘みがぎゅっ!ブロ次郎」は、ブロッコリーの2番果のみを集めた製品で、通常市場に出回ることはありません。
2番果の魅力
ブロッコリーの脇芽は、通常切り落とされてしまいますが、実はおいしさ満点。穂先から軸まで非常に柔らかく、調理も簡単です。さっと加熱するだけで、ほんのり甘みのある風味を楽しむことができます。Oisixは、この脇芽をお手頃価格で家庭に届けることで、経済的な負担を軽減しつつ、農作物の無駄を減らすことを目指しています。
先行商品の好調な売上
これは新たな挑戦だけでなく、過去に販売された「ねぎっぽ」と呼ばれる、長ねぎの青い部分を集めた商品も好評を博しています。この商品は、3ヶ月で2.4トンが売れ、消費者からも「緑の部分が好きなのでたくさん食べれて嬉しい」との声が寄せられています。Oisixの取り組みは、消費者に喜ばれるだけでなく、食品ロスの削減や農家支援にも大きく貢献しています。
商品情報
- - 商品名: 【おたすけOisix】甘みがぎゅっ!ブロ次郎 (静岡県産)
- - 価格: 170g入り 430円(税込)
- - 販売開始日: 2025年2月13日(木)
- - 商品の購入はこちら: Oisixオンラインショップ
Oisixへの期待
Oisixは、今後も「野菜の未利用部分」の活用を推進し、家庭と産地の両方をサポートする努力を続けると語っています。消費者としては美味しさと経済性を両立させた商品を手に入れることができ、農家にとっては新たな収益の道を開くことになる可能性があります。これからも注目したい企業の一つです。