意見交換会開催
2025-04-30 00:04:22

岡山大学と九州工業大学がJ-PEAKSで意見交換会を実施|地域の研究大学への挑戦

岡山大学と九州工業大学がJ-PEAKSで意見交換会を実施



2025年4月21日、岡山大学の津島キャンパスにて、九州工業大学との意見交換会が行われました。この会合は、「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に関連した取り組みについて、両大学が情報を交換し合うことを目的としています。

意見交換会の概要



参加者は九州工業大学から三宅智実副学長を含む担当者たちが来学し、岡山大学からは佐藤法仁副理事などが参加しました。会議では、九州工業大学がJ-PEAKSの取り組みの概要を紹介し、組織体制、予算の執行方法、大学院における支援制度、広報活動、人事制度改革など、多岐にわたるテーマについて議論が行われました。

特に注目されたのが、岡山大学がJ-PEAKSを単なる研究開発のための手段ではなく、長期ビジョンである「岡山大学ビジョン2050」の実現という観点から捉えている点です。学長自らが各学部に出向き、J-PEAKSの重要性を伝えるなど、学内全体で共有される環境を整えています。

共同の未来への期待



今回の意見交換の成果として、両大学が持つ成功事例や抱える課題をみんなで共有し、今後のさらなる連携へとつなげることができました。岡山大学は、令和5年度および6年度のJ-PEAKS採択大学とも新たに協力していく意向を示しており、国内の大学としての「競争」から、共に創造する「共創」の場を生み出すことを目標としています。

このような取り組みを通じ、研究大学としての岡山大学が国内外の社会的なイノベーションを創出し、地域と地球の未来を共に実現していく姿勢が強調されました。

共創イノベーションラボ(KIBINOVE)の重要性



意見交換会が行われた共創イノベーションラボ(KIBINOVE)は、文部科学省から支援を受けて整備された施設であり、スタートアップや新しい産業の創出に寄与する役割が期待されています。この場が、社会課題解決や研究成果の発信の場となることで、学術的な活動の進展が促されることを願っています。

岡山大学と九州工業大学の今後の取り組みに期待が寄せられる中、両大学は研究力の向上を図りつつ、地域と共に手を取り合い、持続可能な未来を築いていく姿勢を重視しています。これは、地域に根ざした研究大学としての役割を果たすための重要な一歩です。今後の動きにも注目していきたいですね。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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